以前の写真を見るのはつらい | mimiのブログ

mimiのブログ

脳梗塞から2年半。
後遺症は感覚麻痺。見た目は元気そのものです。
最近少しずつ、元気に過ごせる日が増えていると思います。
30年間続けた仕事を退職して、新しい仕事に挑戦中です。
まだまだ人生これからだ!!!

病気の後、けっこうはしゃいでいろいろ写真を撮りました。

出かけることが楽しかったというのも理由の一つ。

そして、復活?できたことがうれしかったというのも理由の一つ。


それまでは、写真を撮られるのがあまり好きではなかったし、わりと硬い感じの写真が多かった。

なんだか写真を撮るのにはしゃぐことができなかった。


フェイスブックを始めたり、ブログを始めたりするうちに、写真って結構楽しいのかもしれないなあと思い始めました。

真面目くさって撮るよりも、その時の気分でポーズをして撮ったほうが、あとからみても楽しいかも。

フェイスブックやブログにアップするのは、そんな写真のほうがいいかも。


だから、以前よりも、今のほうが、たぶん楽しい写真が撮れていると思います。


けれども、以前の写真を見たくない・・。見るのはつらい・・というのは、写真の撮れ具合がよくないからではないのです。

最近の写真は確かにそれなりにうまく写っているけれども、写っている自分自身が病気をする前と違う感じがするのです。

前は仏頂面で写っていても、それなりに生き生きしている。

当り前だけれど、元気そうである。(事実元気だった)


そんな当時の写真をみるのがつらいのです。


夫は病院での生活を振り返る気にならないといいます。

多分かなり苦しかったのだろうと思います。

そのかわり、以前に撮った写真を デジフォトフレームに入れたりして楽しんでいます。

懐かしいので私も、思わず見ますが、見た後はちょっと落ち込みます。

まだまだ、今の自分を受け入れられていないのかなあと思います。


いつまでも、「以前の自分像」を引きずっていてはいけないと思います。

今の自分にできることを中心にして、今の自分の状態と付き合わなければいけないのだと思います。

でも、まだたぶん、それができていないのです。


だから、病気以前のところは、まだ振り返ることができません。

あと、どれくらいかかるかな。


後遺症が、もう少し楽になったら、大丈夫かな。