またまた久々の投稿です…
5月に父が急に他界し、バタバタしていて例年の小梅の発注をしそびれてしまったので、
私の実家から徒歩30秒の、母の実家の梅の木を狙って、
梅雨の晴れ間に行って参りました。
庭に放ったらかしの梅の木。
小梅と中粒、2種類の木があるのですが、今年は中粒の梅を漬けてみようと思います。
上の方までたわわ。
宝の山。
この木、いつからここに立ってるんだろう。
枯れてしまっている枝もあり、
それが目の前に沢山突き出ていて危ないし、実を取り難いので、
少し枝を落とそうということに。
樹上に居るは「未亡人Kさん」です。(私の母)
もう葉も生えない枯れた枝を、ノコギリでバッサバッサと。
これで実が取りやすくなりました。
結構早々に飽きてしまい、母の実家に上がり込んで、
99歳の曾祖母と遊んでいました。
(本人が言うには、おばあちゃんのお世話をしていたそうです)
取れた実を、比較的大きな実(梅酒用)と小さめな実(梅干し用)とに選別して、
私は梅干し用の方を4kg頂きました。
これも一部です。
種が飛んで、庭のあちこちに出ています。
高い所に置いてあるプランターにまで生えていて。
一体どうやってそんな所に種が飛んだのだろうと、本当に不思議。
このところ3年ほど、奈良の梅農園から小梅を購入して、
もみ紫蘇も完成しているものを購入していましたが、
今年は梅は母の実家の物を、もみ紫蘇は実家の庭の紫蘇を自分で塩もみして作ってみようと。
初めての試みです。
しかしながら、もう少し追熟させようとザルに広げて置いておいたら、
熟し過ぎてしまい、カビてしまった実が多数!
それを弾いていたら、たったの1.2kgしか残りませんでした(><)
摘んで来た赤紫蘇が少ないような気がして、
もう一度収穫しに行かなくてはならないかもと思っていましたが、
どうやら足りそうだなと。
今年は娘がヘタ取りを手伝ってくれました。
洗った梅を渡すと、キッチンペーパーで水を拭き取りながら、
竹串でヘタをクリッと取ってゴミ袋に捨てる。
という作業の繰り返しです。
まだ4歳の助手。
ヘタを取りたい一心で、けっこう派手に竹串を突き刺してグリグリやってくれるので、
こりゃ、梅酢の上がりが早くなるだろうなと思うのと同時に、
カビる可能性も上がるだろうなと…
今年は去年の失敗から学び、
梅酢が上がったらすぐにもみ紫蘇を投入しようと心に誓いました!
実家から収穫して来た紫蘇は、粗塩を振りかけて揉むと、
どす黒い紫色の灰汁が出て来ました。
それをよく搾って捨てて、また粗塩を振りかけて揉んで…
という作業を4回程繰り返し、
白梅酢(毎年少しずつ取っておいた貴重な白梅酢です)を振りかけて揉むと、
あら不思議。どす黒い紫色だったのが、キレイな赤に変わりました!
これで、紫蘇漬けの準備も出来ました。
しかし、せっかくの天然育ち無農薬の梅ですが、
1.2kgは少な過ぎるなぁ…と思い、
急遽、いつもの奈良の王隠堂さんから、
本当に最終出荷ギリギリで、南高梅1kgを購入。
約10日遅れでもう一瓶漬けました。
ずっと小梅を漬けていると、母の実家の中粒の梅を見ても「デカっ!」と思うのですが、
南高梅は本当に大きい!
さて、今年の梅仕事。
次の記事に続きます。






