もう年末なのですが、秋以降の娘の様子を。



10月には運動会がありました。
お天気が心配だったけれど、当日はピカピカのお天気で、
油断した私は、半袖焼けをしてしまいました。
学年演技は、ダンスとパラバルーンでした。


娘は、毎日家でも練習していました。
「ママどう?出来てる?」と聞いてくるので、
「運動会の日は沢山の人が見ていて緊張しちゃうかもしれないけど、一生懸命練習したから絶対大丈夫だよ。大きく動くようにして、あとは楽しくやれば完璧。」
と言うと、「わかった!!」と力強く返事をしてくれました。
本番でも一生懸命に、そして楽しそうに、演技をしていました。


他にも玉入れや、年長さんと一緒にクラス対抗綱引きに出場したり。
相変わらず年長さん達にうまくお世話になりながらも、
今年は下に年少さん達がいるので、娘も「お姉さんなんだ」という気持ちになるのか、とても張り切っていて、
異年齢混合クラス保育ならではの、「26人兄弟」のような雰囲気が出来てきているのを感じました。




そして、12月に入ってからは「お遊戯会」がありました。
娘達年中さんは、トップバッター。
みんなで声を合わせて「初めの言葉」を元気良く言えました。
これも、毎日家で練習していました。

年中さんの学年発表は、合唱「おどるポンポコリン」と合奏「あわてんぼうのサンタクロース」でした。
これも散々家で練習していました。
「おどるポンポコリン」は、繰り返しや似ている歌詞が多いので、
覚えるのが大変だったようです。
私も練習にお付き合いさせられたので、
2番までばっちり歌えるようになりました。
本番は歌詞もしっかり、元気良く楽しそうに歌っていました。
合奏はタンバリンでした。
本番数日前から水疱瘡やりんご病の子がチラホラ出始めてしまい、
タンバリンも人数が減ってしまったので、
先生方から「お願いね!頼りにしてるからね!」と言われ、
本人もそれはそれは張り切っていましたが、
娘も3日前に保育園でお腹を下し、更に「気持ち悪い」など訴え、
急いで迎えに行った私も、先生方も、
「ウイルス性の胃腸炎とかだったらどうしよう…もう本番間に合わない!」と焦りましたが、
お嬢さん、食べ過ぎです。
消化不良だった模様です。
元気に本番を迎える事が出来たのでした。




クラス発表は、劇「ブレーメンの音楽隊」でした。
娘の役は鶏さん。
とさかが斬新で、なんだかとってもオシャレな鶏さん。


ロバ、犬、猫、鶏、それぞれ4人くらいいて、
去年の桃太郎のように、「軍団」で盗賊達に立ち向かっていました。
年中さんになった娘は、なんとソロのセリフがあり、
これも毎日毎日、何度も何度も家で練習していました。
「ママ、どう?ちゃんと出来てる?」と聞かれてしまったので、
ここは嘘を言ってはいけないし、適当に応えてはならないと思い、
「言葉が早くて、何を言ってるかわかりません」と正直に申し上げました。
どんなセリフも、慌てないでゆっくり言うこと。
あなた達はお話しをわかっているけど、観ている人達の中には「ブレーメンの音楽隊」を知らない人もいるかもしれない。
セリフが聞き取れないと、どんなお話しかわかりません。
沢山の人達が観ていて、ドキドキしちゃうかもしれないけど、
一生懸命練習したから大丈夫なはず。
深呼吸してゆっくりとセリフを言うこと。
それと、クラスのみんなが一緒だから大丈夫。
みんなで楽しく。それが一番大事だよ。
そう話すと、「わかった!」と納得し、
熱心に練習を重ねていました。


娘、本当に頑張っていました。
少し緊張もしたのだろうけど、自分を落ち着かせようとしている雰囲気を感じました。
セリフをしっかり大切に言い、最後の歌は元気に楽しそうに歌っていました。



本当に、なんて大きくなったのだろうとしみじみ感じました。
一昨年はただひたすら楽しくて、ニコニコと歌ったり踊ったりしていたし、
去年は年長さん年中さんに引っ張ってもらって、ただついて行って楽しんでいる感じでした。
今年は本当に見違える程、色んな事がわかるようになり、感じるようになり、考えるようになっていて、
そんな自分の気持ちと向き合いながら「努力」をしている娘を見ることが出来ました。
入園した頃には、「6年もある」「6回もある」と思っていた色々な行事も、
もうそれぞれ来年度の1回だけになってしまいました。
退化していく母さんをよそに、日々成長していく娘。
その1分1秒、どんな瞬間も、二度と見られないその時の娘の姿なのだ。
だからこそ、しっかり見て、楽しんでいこうと思います!