もう12月になってしまったのね!!!
大変ご無沙汰しております。
我が家は全員元気です。
忘れないうちに、最近の我が家の様子を…


今年小学校に入学した娘。
先月無事に七五三を終えました。
とってもコンパクトサイズの娘、7歳のドレスが1つも合わず、
5歳サイズのドレスですあせる
お陰で選択肢も少なかったのだけれど、
本人も気に入ってたし、評判も良く。
この通りご機嫌でした音譜




舞妓さん風。
娘はぽっくりが非常にお気に入ったようです。
私も久々に着物を着ました。



ザ・昭和。
壁に飾ってあるのを撮ったので、光ってしまった汗
はい。40年近く昔の私です。
現代はお化粧もナチュラルだけど、私の時は、
舞妓さんなもんで、首と手まで白く塗られました。




この着物は、両親が勤めていた(母退職後に父が入社)八王子の某老舗呉服店の、当時の社長ご夫妻が、
私の七五三に合わせて「平山君、仕立てていずみちゃんに着せてやりな」と下さったそうで、
総絞りで、前面の花も総刺繍という、本当にすごい贈り物でした。
その着物に、父が小物を合わせて揃えてくれたのでした。
呉服の世界にのめり込み、子供心に思い返しても、本当に熱心に勉強していた父。
その父が、自分の持てる知識とイメージと好みを盛り込んで揃えた「舞妓さん」。
7歳の当時は、黒、紫、銀と渋い色味の帯が気に入らなくて。
「何故、ゆかりのふりかけを背中に背負わなきゃならないのだ」なんて思っていた私。
でもその後、成人式の振り袖を選びに行き、自分のはもちろん、
他のお客様の振り袖を見立てている姿を垣間見て、
父がずっと勉強し続けてきたこと。どれほど「着る人」をきちんと見ているか、
少しわかった気がして。
父の見立てが、やっぱり私は好きだなぁ。と思った。


私は自分に娘が産まれた時に、七五三と成人式は私の着物を着せようと決めていました。
三歳は両親も呼んでお祝いし、とても喜んでくれました。
七歳も、父はどれほど楽しみにしていたでしょう。
見る事叶わず、二年半前に天国に逝ってしまいました。


娘と並んで私が着ている着物も、社会人になってから、「大人になったのだから自分で着物を買ってみたい」などと訳のわからぬ動機から、
「ジュサブローの無地の着物がいい」とだけ告げ、父が選び仕立てて来てくれたもので、
(もちろんローンで買った)
小物は丸っと成人式の振り袖の時の物を使っています。
両親が呉服店勤務だったことで、冠婚葬祭の葬以外は着物を着る機会が多く、
着ることが苦ではなく、むしろ好きなくらいなので、
今回、娘に便乗して久々に着られて嬉しかったです。
小学校の入学式にも着れば良かったな〜



パパ、空から見ててくれたかな?
あなたのたった一人のお孫さん、七歳のお祝いしましたよ。
見たかったよね。きっと誰よりも。
次は少し先だけれど、成人式にはあの振り袖を着せるからね。
どんなお嬢さんになってるだろうね。
あなたの娘とは、性格も顔も、かなり違うよね。
だから尚更想像つかないね。
こうして、元気に七つのお祝いが出来た事は、親として本当にホッとしたし、嬉しい事だよ。
きっとパパもこんな気持ちだったんだね。
大きな大きな愛をありがとう。
これからも見守ってね。