今年も3月の仕込みになってしまいました。
去年仕込んだ味噌(2樽)は、年末から食べ始め、なかなか樽が空かなかったのもあり、今年も春仕込みになりました。
せめて3月には仕込みたいとなると、片方しか樽が空かないだろうという予測で、今年は大豆1kgにしました。
秋にもう1樽空いたら、そこでもう1kg仕込もうかなと思っています。
量が少なければ1回の仕込みも楽だし、
手作り味噌在庫切れ期間が短くなるかな?と。
(毎年どうしても夏から秋にかけて無くなり、市販の味噌を買います)
成長しております。
だいぶ腰が入るようになりました。
今年も、大豆を茹でる準備段階から楽しみにして、ちょこちょこ台所に来ていた娘。
もちろん大豆の味見をする為です。
「寺田本家」の発芽玄米麹「かむたち」です。
大豆1kgに麹を1.5kg、塩は毎年同じ「シママース」を600gくらい。
(あくまで❝くらい❞。未開封の袋の半分ちょっとだから)
乾燥麹なので、ぬるま湯で少々湿らせておきました。
それをも狙って来る娘。
「それなあに?」と聞いてくるので、
「❝麹❞と言って、お豆をお味噌に変身させる物。お米で出来てるんだよ」と教えると、
やはり味見を要求。
蒸した米に麹菌をつけて乾燥した物だし、生米を食べても問題ないから大丈夫だろう、と、数粒渡してみました。
ポリポリ食べて「甘〜い!美味しい〜」とご機嫌。
味見のおかわりを要求してきましたが、
お味噌に入れるのが少なくなっちゃうからと説明すると、
「そっか!」と引き下がるようになったのも、成長したなぁと思うところです。
最後の樽詰めに復帰したりしていた娘ですが、
今年は最後まで頑張ってくれました。
「もういい…これ嫌い」と言い出しもしましたが、
「この❝こねこね❞が美味しいお味噌になるのに大事なんだよ」と説明すると、
「へぇ〜そうなんだ!じゃ、頑張りま〜す!!」と納得し、続けてくれました。
なので、今年は樽詰めも去年よりレベルアップ。団子を作るだけでなく、投げ入れも許可。
樽から外されると手間なので、外れない距離からのみ。
なので、団子が団子のまま。
そこは仕方なく私が潰して平らにし…
「美味しくな〜れ、寝んねんよ〜」と呪文を唱えて、
(お豆と麹とお塩は、これから寝んねします。いっぱい寝んねすると美味しいお味噌になります、と説明してあるので。)
さて、娘の頑張りで楽しく出来た「手前味噌2018」。12月には食べられるかしら?
2人で樽を開けるのが楽しみです。