「たまごクラブ」なんかを見ていると、
最近の赤ちゃんのエコー写真って、すごいんだなと思います。
・・・最近のって、私もリアルタイムに妊娠中なんですが。
話しには聞いていたけれど、
3Dとか、はたまた4Dとか。
すごいですよ。
赤ちゃんの顔立ちがほぼ正確にわかっちゃうんですね。
どっちに似てるかとか、わかりそうな位。



私が掛かっている病院は、大学病院の産科です。
一昨年の癌の手術から、その後の経過観察でお世話になっている大学病院です。
2002年に出来た、まだ10年程の新しい病院で、
設備充実、とてもきれいな病院なのですが、
エコーは、残念ながら2Dです。



妊婦検診の度、必ずエコー検査をします。
これまでの11回の検診の中で3回程、
専門の検査室での検査技師によるエコー検査がありました。
やたら念入りで、15分位。技師はひたすら無言です。
この時は、検査結果が主治医から知らされるだけで、
エコー写真は頂けません。
(頭は下ですよとか、へその緒は巻き付いてませんよとか。)
あとは毎回、産科で主治医が、
赤ちゃんの頭の大きさとか、胴周りなどを計測をするエコー検査で、
その数値から、赤ちゃんの体重が割り出されるようです。
診ながら、体重や様子を話してくれます。
そして診察後に2,3枚写真を頂けます。



ですが、その写真のほとんどが、
「ん~?」
な写真なのです。

胎児はどんどん大きくなるので、
全身像が写るのは、本当に初期だけです。
しかも、初期は検診自体が4週に一度なので、
全身ショットは本当に貴重。
頭、胴体、両手足、の"丸が6つ"の姿は、
小さなくまのマスコット人形みたいで、
それはそれは可愛いです。

そしてその後はひたすらパーツのみの写真となっていくのですが、
友達や従姉妹に見せてもらったエコー写真と、
なんだかやけに違うような気が・・・

確かに友達のは3Dで、ものすごく鮮明だったけれど、
この病院は2Dだということは重々承知で、
そこに不満は全くないのです。
違うの!
パーツの問題なの!



私の主治医は、30代半ば位の女性の先生。
優しいし、信頼してるけど、
けっこうさっぱりしてると思う。
赤ちゃんの頭囲、胴周り、太ももの骨の長さをいつも測ります。
そして、下さる写真も、その3つなのです。
一度、頭囲を測ろうとしたら、
丁度赤ちゃんが口を開けていた時があって、
その時は写真撮ってくれたんだけれど、
あとはずーっと、
頭(ただの丸)、パッと見わからない胴体(ただの丸)、
そして太ももの骨。
この3種類の写真が増えていくばかりです。
アルバムに残してあげたいとおもっているのだけど、
素人目にもわかるような写真が、3枚位しかない・・・



ある友達が言うには、
大学病院は、何もしなくても患者は集まるけど、
街の産院は、患者の奪い合いだから、
設備投資(3Dとか4Dとか)するし、
サービスショットも撮るんだよ、と。
なるほどねー。

元気に産まれてくれれば、それが一番なんだけど、
なんかなぁ。
本やなにやらで見て、期待し過ぎた私が悪かったか。
ごにょごにょごにょ・・・
(笑)