先日、上野の国立科学博物館に、
マチュピチュ「発見」100年
インカ帝国展
観に行って来ました!
春休みなので、平日にもかかわらず、
人!人!人っ !! でありました。

インカ帝国は、今から500年前、日本は室町時代。
たった100年間で繁栄した大帝国。
文字を持たず、車輪も知らず、鉄器もなく、
太陽神である王のもと、自然とともに、豊かに暮らしていた。
鉄器がないのだから、石で岩を削り、組んでいく。
そんな地道な作業で、建造物を造っていたのだ。
そして、今ではCMですっかりおなじみになったアルパカの毛で、
精巧、緻密な布を織り、衣服としていた。
実際、アルパカの刈った毛にさわれるコーナーがあり、
私も初めて触ってみたが、けっこう丈夫な糸になりそうだと思った。
土器や衣料品、装飾品など、沢山展示されていたが、
もっとも衝撃的だったのは、
頭蓋骨に、外科手術の形跡がみられるというミイラ!
日本では室町時代ですよ!
しかも、そのうちの1体は、
術後長期間生存していたことが認められるというではないの!!
言葉がない・・・
そんなインカ帝国が、なぜ、ほんの160人程のスペイン人に占領されたのか・・・
見ごたえたっぷりで、3時間くらい軽く過ぎてしまった。

売店に、ピンバッジのガチャがあったので、買ってみました。
全6種ということなので、1/3の2個。
土器(左)と、第11代インカ王(右)。
歴代王のピンバッジは3人。
その中に選ばれし王なのだから、
良い働きなり、政治を執り行ったのだろうに、
ちょっとスットボケた表情で、何だかかわいい。
立ちっぱなし、歩きっぱなしで、
足が棒のようになったけれど、
とても勉強になり、楽しい一日になりました。
6月24日までですって。
ぜひ、行ってみて下さ~い!