摘粒の季節なんです。

今日は１日中雨が降っていました。

農家と言えば晴耕雨読…こんな日はお休み～！
ってしたいところですが、
我が家の面々は今日も雨の中カッパを着て畑仕事でした。

…あ、私はさすがに娘と共に家にいましたが。


というのも、ぶどう農家にとっては一番大変な作業、
摘粒の時期だからなのです。
文字通り、ぶどうの粒を減らす仕事なんですが、
一房一房、一粒一粒、
手をかけていかなければいけない、
気の遠くなるような作業です。
暑い日は、意識が飛びそうになることもしょっちゅう。
雨が降ってると涼しいけど、
１日雨に打たれ続けるのは、
涼しいどころではなく寒いですよね…。


我が家の近所は農家が多いですが、
やはり高齢化が進んでいます。
どうしても怪我が長引いたり、
病気がちになったり、というご近所さんに頼まれて、
今年も予定より畑が増えたんです。
畑って一年放置するだけでも、もう手を入れるの大変ですから。
向こうとしては、代わりにやってくれる人がいれば助かる。
こちらとしても、収入にはなりますし、
義父は頼まれると断れない性格なので…。

でも、その分仕事量は増える。
この時期もそうですが、
収穫の時期も大変です。
ほっとけば、畑でどんどん傷んでしまう。

ちゃんと収入にまでするには、
本当に１年がかりで体を張って働いた成果、
ということですね。
どんな仕事も収入を得るのはホント大変！ですけど、
農家って目の前で家族が働いているから、
大変さが身にしみるというか、
気楽に主婦できない…というか。


とりあえず、早く摘粒終わってくれ～、
と思った１日でした。


Android携帯からの投稿