万博の目玉ってどこ?

 

万博といえば、海外パビリオンで世界を旅した気分になったり、企業館で迫力ある演出を楽しんだりするのが定番ですよね。私も大好きです。

 

でも、私が「これぞ万博らしい」と強く感じたのは、西の果てエリア(ライフフューチャービレッジや未来の都市)でした。

 

ここには「まだ見ぬ未来」を形にしようとする挑戦がぎゅっと集まっていると感じます。展示が入れ替わることも多く、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力。それほど混雑しておらず、ゆったり見て回れるのも嬉しいです。

 

 

  西の果てで出会った未来体験

 

 

JAXAの無重力体験

アバターを操作しながら、ふわっと浮かぶような不思議な感覚を疑似体験しました。月面に立ったらこんな感じなのかな、と想像してしま膨らみます。私が生きているうちに月へ行くのは難しそうですが、子どもの世代ならもっと月が身近な場所になっているかもしれません。

 

 

 

ゼログラビティアート

鏡の中で映像が果てしなく広がる不思議な空間。没入感がすごくて、夢の中に迷い込んだような気分になります。私には少し不思議すぎて戸惑う部分もありましたが、子どもは面白がってすぐに馴染んでいて、その柔軟さに驚かされました。

 

 

 

UNI-ONE試乗

未来の一人乗りモビリティ。見た目も軽やかで、小回りがきいて細かい動きもできることに驚きました。すでに導入の検討も進んでいるそうです。公道を自由に走るのは難しそう(坂道は不得意らしく、法整備もこれから)ですが、屋内やイベント会場などで活躍する日が来るかもしれません。

 

 

 

人工流れ星プロジェクト(ギャラリーWEST)

とても印象に残ったのがこの展示です。出展者の方に直接お話を伺えたのですが、「日本をカバーするくらいの範囲で見えるはず」との説明にびっくり。スケールの大きさに夢が広がります。人工流れ星、ぜひ見てみたいです。
 

 

 

 

  西の果て以外で出会える未来スポット

 

個人的には西の果てが一番のおすすめですが、それ以外にも未来を感じられる場所はいくつかあります。たとえばロボット&モビリティステーションではAIスーツケースを体験しました。試しに目を閉じて歩いてみても、しっかり周囲を認識して誘導してくれるので、とても心強く感じました。

 

 

 

 

また、Wasseの展示も興味深いものが多いです。 

 

こちらロボットの展示

 

 

先日は量子コンピューターについての説明を聞き、体験もしてきました。「難しくてよくわからないけど、興味深い」という、なんとも不思議な体験でした。

 

 

Wasseは冷房もよく効いているので、午後の暑い時間に立ち寄るようにしています。

 

 

  万博らしさは西の果てに

 

海外パビリオンが「華やかな万博」だとすれば、西の果てエリアはまさに「未来社会のショーケース」。派手さよりも、日常では触れられないアイデアや技術に出会える場所です。

 

私自身、「よくわからないけど面白い」「未来ってこうなるのかも」と思いながら展示を巡る時間がとても楽しく感じられました。混雑が少ないのもありがたいです。

 

夕方くらいから出かけて、サンセットビアテラスで夕日を眺めるのもいいんじゃないかなと思います。