ずっと気になっていたポルトガルパビリオン併設のレストラン「Mar de PORTUGAL」。
 

「Mar de」はポルトガル語で「~の海」という意味で、日本語の「まるでポルトガル」という響きとも掛け合わせた、遊び心のある名前です。
 

ポルトガルの海の幸を堪能できると聞き、いつか必ず行こうと心に決めていました。

 

ポルトガル料理店の天井に吊るされた装飾

 

 

  最大の関門は「予約」

 

このお店、とにかく予約が難しい!

何日も9時の時報とともに予約サイトと格闘。体感3秒で枠が消えます。
 

試行錯誤の末に学んだのは、「ページのリロードは禁物(アクセス集中で真っ白になる)」「日付選択後に予約情報を入力していたら間に合わない」ということ。
 

最終的にはボタンの座標を指先が覚えるほど訓練し、ようやく確保できました。


もちろん並んで入る方法もありますが、子ども連れでは空腹で長時間待つのはなかなか厳しいため、どうしても予約で行きたかったのです。

 

▶ 予約サイト

 

 

  いよいよ予約の日

 

時間ちょうどに到着し、入口で警備員さんに声をかけると、レストランへ。

何組か並んでいたので後になるかと思いきや、ありがたいことに優先で案内され、すぐに着席できました。
 

席に着くと、カトラリーがクチポールで思わずテンションが上がりました。シンプルながら洗練されたフォルムが素敵です。

 

ポルトガル料理店のクチポールカトラリー

ポルトガル料理店Mar deのCutipolカトラリー

 

 

  注文した料理

 

  • さやいんげんの天ぷら(800円)
    ほどよい塩味で、衣は軽く、ビールに合います。

    ポルトガル料理さやいんげん天ぷらの写真

     

  • タコのサラダ(1500円)
    ほどよい酸味とやわらかなタコが絶妙
     

  • バカリャウのコロッケ 3個(1050円)
    少しパサつきはあるものの、素朴でよいお味。

    ポルトガル料理のタコのサラダとコロッケ

     

  • ポルトガル風ビーフステーキ(2950円)
    マスタード風味のソースとジャガイモが添えられていました。私にはややレアすぎたかな。

    ポルトガル料理のビーフステーキ盛り付け

     

  • タコごはん(2950円)
    リゾット風で出汁がしっかり。パクチーが入っていましたが、苦手な私でも美味しく食べられました。

    ポルトガル料理のスープと付け合わせの皿
    ポルトガル料理タコごはんのアップ

     

  • エッグタルト(520円)
    館外でいつも行列の人気スイーツ。サクッと香ばしい生地と濃厚クリームで美味しい。

    ナイフで切り分けていると、「ブリティッシュベイクオフ」のポールになった気分です(笑)

    ポルトガル料理のエッグタルト黒皿盛り


ポルトガル料理は今回が初めてでしたが、やはり海鮮の美味しさが際立っていました。スパークリングワインとの相性も抜群でした。

どのお皿もボリュームがしっかりあり、お腹も心も大満足。価格は“万博価格”ではありましたが、事前に承知していたので納得感もありました。

 

ポルトガル料理のスパークリングワイン瓶とグラス



「日本と同じく海の幸を大切にしている国なんだな」と実感できるメニューが多かった印象です。予約は狭き門ですが、それを乗り越える価値があるディナーだったと思います。

 

ポルトガルパビリオン夜の花火と建物