
チリメンジャコにひそむ“モンスター”を探せ
先日、大阪市下水道科学館で行われた人気イベント「チリメンモンスターをさがせ!!」に参加してきました。
ちりめんじゃこをじっくり観察すると、実はイワシ以外にもさまざまな生き物が混ざっています。それらを“チリメンモンスター”と呼び、ピンセットでより分けて観察するというものです。
実は昨年も参加したのですが、今年も学校からチラシをもらってきた子どもが「また行きたい!」とリクエスト。申込開始と同時にクリックするあたり、もう万博の早押し予約に過剰適応した感があります。
会場では観察用チリメンを配布
受付を済ませると、観察用のチリメンを受け取りました。これは食用ではなく、観察用にいろいろな種類の生き物が混ざったままになっている特別なもの。もちろん「食べないでください」との注意付きです。
中には、稚魚(タイ・サバ・太刀魚・カワハギなど)、タコ・イカ、エビ・カニの幼生、さらにはタツノオトシゴまで!
参加者はこれらをより分けて、自分だけの“ミニ図鑑”を作ることができます。
子どもも大人も夢中に
子どもたちはピンセットを手に、真剣なまなざしで作業。
大人がのぞき込んでも「こんなに種類があったの?」と驚くほど多彩な生き物が見つかります。
今年は残念ながらタツノオトシゴは発見できませんでしたが、代わりにかなり大きめの魚が入っていて、子どもは大喜び。昨年とはまた違った出会いがありました。
毎回ちがう発見があるイベント
同じ“ちりめん”でも、混ざっている生き物は毎回違うようです。だから何度参加しても新鮮な驚きがあります。
観察眼も養える、学びと発見にあふれたイベントでした。