
万博でハマった「UNI-ONE」、今度は中之島クロスで
先月、大阪・関西万博のライフフューチャービレッジで初めて「UNI-ONE」に試乗しました。
UNI-ONEは座ったまま体重移動で移動することができるパーソナルモビリティで、その新鮮な操作感にすっかり魅了されました。
万博会場では、確か10時と14時に試乗ができ、30分前から整理券配布の列に並べる仕組みだったはずです。ところが実際には、その前から“なんとなく列”ができていて…。こういう勝手列、万博ではよく見かけますが、やっぱりモヤっとします。
1回あたりの試乗はおよそ20分、各回3人限定。真夏の炎天下で人の多い屋外コースを走るため、体力的にもかなりハードでした。しかも場所は会場の西の果てエリアにあるので、東ゲートからだと距離もなかなかあります。
Nakanoshima Qrossでは快適さが段違い
そんな「UNI-ONE」、中之島美術館近くのNakanoshima Qrossでも試乗会をやっていると知り、「万博以外でも乗れるんだ!」と嬉しくなって足を運びました。混雑を予想して早めに到着したのですが、なんと列ゼロ!さらに嬉しいのは、こちらでは冷房の効いた屋内で試乗できること。
動きは直感的で、少し慣れるとすぐにスイスイ。まるで自分の体がそのまま乗り物になったような不思議な感覚です。万博ではあまり細かい動きを試すことができませんでしたが、こちらでは細かい動きも試すことができ、小回りの良さを実感しました。見た目よりずっと繊細で自在な動きが可能だと分かり、新たな驚きがありました。
開催日と対象年齢
公式サイトによると、Nakanoshima Qrossでの試乗会は2025年8月31日までの土日祝日に実施。対象は小学3年生以上となっています。
予約不要で参加できるので、涼しい屋内でサクッと体験してみたい方にはおすすめです。
万博で「UNI-ONE」に興味はあったけれど、混雑や暑さで躊躇していた方には、中之島クロスの試乗会はかなり快適な選択肢。
屋内なので天候や気温を気にせず楽しめるのも大きなポイントです。
興味がある方は、8月末までの土日祝にぜひ足を運んでみてください。
なお、UNI-ONE試乗会場のすぐ隣では、1970年大阪万博に関するミニ展示や、ヘルスケアパビリオンと中継でつないだIPS細胞のライブ映像を見ることができました。
これまでNakanoshima Qrossという施設を全く知らなかったのですが、調べてみると興味深いイベントやセミナーも多く開催されているようです。交通の便はやや不便ですが、また機会を見つけて訪れたいと思います。