先日、子どもと一緒に「大阪市会 親子議場見学会」に参加してきました。
 

社会の授業で「地元のこと」を学び始めたタイミングでもあったので、これは良い機会かも…と思って申し込んでみたのですが、定員が限られていたので正直あまり期待しておらず。ところが、当選の連絡! 

 

大阪市議会を実際に見学できることになりました。

 

 

  意外と足を踏み入れる機会がない? 大阪市役所

 

集合場所は淀屋橋にある大阪市役所。立派な建物ですが、市民の手続きはほとんど区役所で済むため、本庁に来る機会は意外と少ないものです。

 

見た目はクラシカルで重厚感がありますが、実際には建てられてからまだ50年ほど。建物の中は、四方に廊下が伸びていて、まるで碁盤の目のような構造で、自分がどこにいるのか分からなくなってしまいそうでした。

 

目的地である「議場」は8階。案内に従ってエレベーターで向かいました。

 

ミャクミャクの移転を知らせる看板

 

 

  ゆったりとした議場

 

受付を済ませて席に座ると、その広さにびっくり。以前、衆議院の見学に行ったことがありますが、それと比べても座席の間隔が広く、ひとりひとりのスペースがとてもゆったりしている印象です。

 

 

各議員の席の下には、折りたたみ式のヘルメットが設置されていました。これはおそらく災害時の備え。こうした安全対策がしっかりしているのは安心ですね。

 

 

見学会の冒頭には議長さんからの挨拶もあり、その後いよいよ見学スタート。市役所の職員さんたちが丁寧に対応してくださって、休日にも関わらず頭が下がる思いでした。

 

 

  クイズ形式でめぐる見学ルート

 

今回の見学は、ただの見学ではなく「謎解きゲーム」仕立て。市議会に関する各場所でクイズに答えてキーワードを集めていきます。


訪れたのは、本会議場のほか、委員会室、議長室、屋上、傍聴席など。

 

屋上では「みおつくしの鐘」にも触らせてもらえました。毎晩22時にメロディーが流れるとのことですが、そんな時間にこのあたりを歩くことってなかなかないですよね…。どんな曲なのか、気になります。

 

 

 

また、屋上からは大阪城が見えてちょっと感動。

 

左下のほうに小さく大阪城

 

 

  ミャクミャクグッズの記念品もうれしい

 

無事にクイズをクリアして、子どもたちは記念品をゲット。


ミャクミャクの袋に入ったノベルティセットで、中には万博関連のクリアファイルなどもありました。

 

 

  地元のしくみが少し身近に

 

議会の仕組みそのものは子どもにはやや難しかったかもしれませんが、「選ばれた人たちが、話し合っていろんなことを決めている」ということはちゃんと伝わったようです。

 

議長席に座らせてもらったことも喜んでいました。

 

 

今後、テレビなどで市議会の様子を見ることがあったら、「あそこ、行ったことあるよ!」とちょっと親しみを感じられるかもしれません。

 

私自身も知らなかったことが多く、非常に興味深い体験でした。地元のしくみを知る機会、やっぱり大事ですね。