
万博で最後にオープンしたネパール館に行ってきました!
実は会期が半分を過ぎた7月19日にようやく開館した、ちょっと話題のパビリオンです。
この日はそこそこの行列ができていましたが、列の進みがとても早く、あっという間に入館できました。
百貨店の催事場のような1階、そして仏教美術の展示へ
中に入ると、まずはお土産屋さんのような空間を通って進みます。この構成、なんだか百貨店の催事場に来たような感覚になります(笑)。
そのまま階段で2階へ上がると、展示エリア。ここではチベット系の仏教美術がメインで紹介されていました。
仏像や曼荼羅の雰囲気は、日本の仏教美術と似ているようで、どこか違う。装飾の細かさや色彩の鮮やかさに、ネパールならではの文化的背景を感じました。
残念ながら多くの展示は写真撮影不可。それもあってか、展示室内はスムーズに人が流れていて、混雑感はありませんでした。ただ、ほとんどの展示物に説明がついておらず、「これは何だろう?」と気になる場面も多くありました。少しでもいいので解説があれば、もっと深く楽しめたのになと思います。
フードコートも充実!「仏舎利塔パフェ」に思わず二度見
展示を見終えて1階に戻ると、異国風の香りがただようフードコートが広がっています。ここには7店舗が並び、いろいろなネパール料理が楽しめるようです。
中でも目をひいたのが、「仏舎利塔パフェ」なる不思議なメニュー。お腹いっぱいだったので今回は見送りましたが、そのネーミングに思わず二度見。気になる…!これは次回のお楽しみにしておきたいところです。
会期後半の注目スポットに?
お土産エリアでは、ネパールの工芸品やアクセサリーなどがずらり。多くの人でにぎわっていて、ちょっとした異国感を味わえる雰囲気でした。
建設の遅れや資金の問題もあり、なかなかオープンできなかったネパール館。ですが、いざオープンしてみると、展示もフードもボリュームがあり、すごく楽しめるパビリオンでした。
待機列が長く見えても、館内の回転が早くスムーズに進むので、あまり構えずに並んでみるのがおすすめです。