
ペルーパビリオンは、個人的に、なかなか入るタイミングが難しい印象を持っています。西ゲートから入場して午前中は西エリアを中心に回ることが多いため、ペルー館のある東エリアに移動してくる頃にはすでに規制がかかってしまっている、というパターンが多かったためです。
今回は朝の早い時間帯にたまたま立ち寄ることができ、スムーズに入場できました。
まずは大自然と都市が織りなす映像体験から
最初の部屋では、ペルーの美しい自然や発展する都市の姿を映像で紹介。
ナスカの地上絵やマチュピチュなど、誰もが一度は耳にしたことのある景色が大画面に映し出され、ペルーという国の壮大な魅力を感じさせてくれます。
「行ってみたいなあ」と思いながら見ていましたが、日本からは直行便がなく、やはり遠い国なんですね…。そんな距離感も含めて、ちょっと特別な存在に感じられます。
合間にコーヒーとお土産も
展示と展示の間には小さなショップスペースがあり、私が訪れたときには試飲用のペルーコーヒーがふるまわれていました。
ちょっと酸味のある味わいで、大人にはとてもおいしい一杯。こどもも流れでもらってみたものの、「うーん…」とギブアップ(笑)。結局、私が2杯いただくことに。
お土産としては、カカオや民芸品などが並んでいました。
古代文明の展示はコンパクトながら見応えあり
最後のゾーンは古代文明の遺産展示。
展示点数自体は多くないものの、古代文明の雰囲気を感じられました。
観覧時間としては30分もかからない程度。
その短い時間の中に、ペルーの自然・文化・グルメがバランスよく詰め込まれている印象です。