
万博のレストランの中でも、開幕前から楽しみにしていた「水空(SUIKUU)」。
ようやく訪問することができました!
行きたいけど、「いつにしようかな」と考えているうちに、気づけば予約枠はどんどん埋まり、訪問日の2か月ほど前にようやく予約確定。とはいえ、お昼や夜の人気時間帯はすでに満席で、14時という中途半端な時間しか空いていませんでした。
現在は予約可能日のほとんどの時間帯が埋まっているようで、わずかに朝10時台に空きが出る程度。ただ、キャンセルが出ることもあるようなので、こまめに予約ページをチェックすると空きを見つけられるかもしれません。
予約時点でメニューを決定
「水空」では、予約時にメニューを選択する必要があります。我が家は森プレート(5,500円)とキッズプレート(1,600円)を選びました。おそらく同じテーブルでは同じメニューで統一するようになっているようです。
また、キッズプレートは、大人分の予約数を基本として、その上で何人分かを指定する形式となっていました。 たとえば、「大人2名、子ども2名の予約で、森プレート×4、キッズプレート×2」という感じでした。
予約確認メールを見たときは大丈夫かなと心配でしたが、実際には大人2名+子ども2名の構成で、問題なく正しく提供されました。
森プレートの選べるメインは3種類
森プレートは、以下の3種類のメイン料理からひとつ選べるスタイルになっています。
① リンゴ和牛信州牛と信州米豚のハンバーグ たまねぎを使ったシャリアピンソース
② 国産合鴨のロティ 黒にんにく味噌と柑橘ソース
③ 黒毛和牛ローストビーフ グレイビーソース ※野菜のグリル添え
私たちはそれぞれ「ハンバーグ」と「ローストビーフ」を選びました。 ドリンクは、旬のROKUジンソーダと、ここでしか飲めないという「水空エール」。
まず出てきた前菜が、すごく美味しくてびっくり。
外の暑さで汗をかいていたこともあり、ちょっとした塩味が身体にしみる感じ…とても嬉しかったです。
メインのハンバーグはしっかりとした味つけで、やわらか。ローストビーフもやさしい味わいで、子どもが気に入って半分もっていかれました。
ご飯は夏の炒き込みご飯。鱧と南高梅の組み合わせで、さっぱりした風味が印象的でした。
そして最後はデザート。山椒風味のアイスクリームが爽やかでした。
キッズプレート
メニューは次のとおり。子供が好きなものがいろいろ。
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ハンバーグ
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エビフライ(タルタルソース)
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オムライス(白州ベーコン)
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ポテトフライ、ミニトマト、ブロッコリー
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りんごジュース
オムライスはややボリュームがありましたが、子どもは美味しそうに食べていました。飲み物が付いているのは嬉しいですね。
窓際席からは海と大屋根リングが
水空は2階にあり、大きな窓からの景色がとてもきれいでした。私たちが案内された席からも、「つながりの海」とその向こうに広がる大屋根リングがしっかり見えました。
おそらく、コース料理を選んでいる方は、窓際の席に案内されるのではないかな。
ちょっと意外だったのは、けっこう空席が目立ったこと。
あれほど予約が取りにくいのに、混み合っている印象はありませんでした。
ギチギチに入れない方針なのか、ノーショウが多いのかは分かりませんが、おかげで落ち着いて食事が楽しめました。
家族での思い出にぴったりなひととき
閉幕までにもう一度予約を取るのは難しそうですが、今回「水空」を訪れることができて本当によかったです。
暑い日の午後、静かで快適な空間で、美味しいごはんを囲んだ時間は、万博での素敵な思い出になりました。
大屋根リングの下でレジャーシートを敷いて、おにぎりを食べるのも悪くないですが、たまにはこうしてきちんとしたレストランで食事を楽しむのも、やっぱりいいものですね。