
日曜日の午前、気になっていた「オマーン館」に行ってきました。赤と白のシャープな外観が目を引きます。
この日は約30分待ち。15分おきに40人ほどのグループがまとめて案内される形式で、列が動くタイミングでは一気に進む感じでした。時間帯によっては、かなりの行列になることもありそうです。
水が流れるアプローチが幻想的
まず驚いたのが、入場前のアプローチの廊下。天井に水が流れていて、太陽の光に反射してキラキラと輝いていました。
展示は順路固定のシアター形式
オマーン館は、部屋に順番に案内されて映像を見る「順路固定型」の展示スタイル。途中でとばしたり、同じ展示に長くとどまったりはできませんが、そのぶん演出には一貫性があり、作品としての完成度も高く感じました。
最初の部屋では、壁面に映像が投影され、足元からは白い煙が立ち上る幻想的な演出。透明な板が幾重にも重なって絵が描かれており、ふわふわと浮かび上がるような立体感が生まれていました。中でも印象的だったのはクジラの絵。オマーンでは実際にクジラが見られるんでしょうかね。海の国としての一面を感じさせます。
次の部屋では「人と自然の共生」がテーマ。特に"水"への強い意識を感じました。
空飛ぶ夢洲のオマーン・パビリオンでも、水資源を管理しながら緑化するようなミニゲームがありましたが、やはりオマーンにとって水は非常に重要な存在なのだと実感。
カフェとショップも
出口を出ると、オマーンの香りがする(?)シャボン玉というのがあったのですが…、何も感じることができず、そこは少し残念でした。
どうやってオマーンの香り出してるのかも、理解しないまま出てきてしまいました。シャボン玉が出る時間はそれほど長くないようです。
こちらのパビリオンにはテイクアウトと物販コーナーがショップが併設されています。私はデーツコーヒー(アイス/900円)を注文。ほんのり甘く、すっきりした飲み口で、暑い日にはぴったりでした。庭にはイチジクの木が植えられていて、どこか中東らしさを感じました。
