
「もう入れないかも…」と半ばあきらめていたNTTパビリオン。そんな中、朝9時すぎにゲートを通過して、なんと当日予約を確保できました! 本当にうれしかったです。
この日は、桜島からタクシーで西ゲートまで直行。ある意味、タクシー代が“入館チケット”に化けたようなものですね。
NTTパビリオンは予約時間の15分前に集合し、受付を済ませると、予約時間ぴったりに体験がスタートします。
我が家は子連れということで、ありがたいことに優先レーンに案内してもらえました。何度も万博に来ていますが、子ども優先の配慮を受けたのは初めて。もう小学生なので少し驚きましたが、本当にありがたいですね。
▶ 公式サイト
人類の遠隔コミュニケーションの歴史をたどる
まず最初の部屋では、人類がどのように遠隔でつながってきたのかという歴史の展示がありました。洞窟の壁画にはじまり、手紙、モールス信号、電話、スマートフォンへと続いていきます。
こうして見ると、ほんの数十年での進歩がいかに急激かがよくわかります。NTTが掲げる次世代通信「IOWN」の世界観が、この延長線上にあるんだなと感じました。
3D映像でPerfumeのパフォーマンスを体感!
次の部屋では、3Dメガネを装着して映像を鑑賞します。内容は、あのPerfumeが4月に行ったという特別パフォーマンスの再現です。
最初は「3Dメガネってちょっと前の流行では?」と思ったのですが、実際に体験すると映像の立体感がすごい!
子どもは大興奮で、手を伸ばしてなんとか映像をつかまえようとしていました(もちろん無理ですが)。
個人的には、1970年の大阪万博と2025年の万博が"つながる"というテーマにグッときました。今の私たちのワクワクと、当時の人々のワクワクが共鳴するような感覚。未来だけじゃなく、過去ともつながる体験って、ちょっと感動します。
最後は、全員で大合唱!?
3つ目の部屋では、まず参加者全員の姿をスキャンします。しばらくすると、壁面に自分たちの姿が登場!
「出てきた!」「あそこにいる!」と、みんなで盛り上がる時間が楽しい。画像はどんどん変化し、一部の人は年を取ったり若返ったり、不思議な変換が行われます。最後はみんなで歌を歌う仕掛けまであって、なんだか一体感が生まれていました。
事前情報をまったく仕入れずに行ったのですが、想像以上に楽しくて、体験時間の20分があっという間でした。
技術的には最先端でありながら、誰にでも親しみやすい演出やテーマが印象的だったNTTパビリオン。
子どもも大人も一緒に楽しめる、未来のつながりを感じる体験が詰まっていました。
