
意外と待つ?ブルガリアパビリオンはツアー方式
ブルガリアパビリオン、なんだかんだで1時間以上並びました。
入館は決まった人数ごとのツアー形式。15分毎に40人程度かと思います。
ただ、私が行ったときは、ちょうど英語ツアーが挟まったためか、日本語ツアーは一巡スキップされた様子。簡易椅子を持っていたので助かりましたが、正直ちょっとつらかった…。
多様な菌の世界と、ヨーグルトのその先へ
最初の部屋では、多様なバクテリアが人間の生活に深く関わっているというお話。
ブルガリアといえばヨーグルト、というイメージがありますが、「ヨーグルトだけじゃないブルガリア」がテーマの一つのようです。
驚いたのが、日本でブルガリアヨーグルトが広く知られるようになったのは、1970年の大阪万博がきっかけだったというエピソード。今回の万博で“第二の出会い”を演出している、というのも納得ですね。
▶ 明治ブルガリアヨーグルトもブルガリアパビリオンを応援
あれ?この子、どこかで…?ラクトちゃん登場!
展示の中盤には、パビリオンのマスコット「ラクトちゃん」が登場。
私は思わず、「あれ、この子…ドイツ館でも見たような…?」と心の中でつぶやいてしまいました(笑)。
ラクトちゃんには、仲間もたくさん。
バクテリアはこれからますます注目されそうな分野ですね。
映像演出はかなり本格派。
次のエリアは、360度の没入型映像体験ゾーン。
きれいなお姉さんが登場したかと思えば、宇宙や工業的な映像が立て続けに現れ、テンポがかなり速め。
途中、QRコードを読み取って自分の思いやアイデアを投稿するコーナーもあり、ちょっとだけ双方向的な体験も。
映像はとても美しく、作り込まれているのですが、私は酔いやすいタイプなので、ちょっとだけきつかったです…。
ローズオイル、あったら欲しかったなあ
ブルガリアといえば、ヨーグルトと並んで有名なのがローズオイル。
展示でも紹介されていたので、「ショップにあるかな?」と期待したのですが、物販やレストランのスペースはなし。
ちょっとがっかりではありましたが、実際に見たら万博価格で驚いていたかもしれませんし、結果的には見なくてよかったのかも…?と思ったりもします。
静かな演出と余韻
ブルガリアパビリオンは、「自然とともに進化する」というテーマのもと、発酵・文化・未来をつなげるストーリーが丁寧に設計されたパビリオンでした。
「ヨーグルトの国」というイメージだけで訪れると、いい意味で裏切られるかもしれません。