最近どんどん蒸し暑くなり、強い日差しの日が増えてきました。ちょっと前までは、夢洲では夕方すぎると肌寒く、上着を一枚バッグに入れて出かけていたのに、今やまったくそんな雰囲気はありません。

 

朝のゲートに並ぶ時点で、すでにじっとりと汗ばんで、少し歩いただけでも体力を奪われてしまう感じ。これから本格的な真夏になることを考えると、かなり心配です。

 

 

  朝一でもう汗だく!対策は必須

 

私は先日、朝9時予約でゲートを通過し、お目当てのパビリオンに向かいました。たったそれだけで、もう汗びっしょり。しかも、少しフラフラするような感覚があり、これはまずいと思って、すぐに冷たいペットボトルの水を購入。首筋にあてて体を冷やしながら、ゆっくり呼吸を整えるように努めました。

 

以前は「水を飲むとトイレに行きたくなるから、並んでるときはなるべく控えよう…」なんて思っていましたが、今はそんなこと言っていられません。あきらかに汗としてどんどん水分が出ていっているので、多少飲んでも全然大丈夫な感じ。むしろ飲まないと危険。

 

今後は凍らせたペットボトルを持参して、クーラー代わりにも使えるようにしたいと思っています。

 

 

  並ぶ場所にも要注意!日向と日陰の差は大きい

 

万博のパビリオンは、それぞれ建物の向きが異なっていて、日差しの影響を受けやすい場所もあれば、比較的快適な場所もあります。先日強く感じたのは、建物の南側に待機列があるパビリオンはとにかく暑い!ということ。

 

太陽が真上に来る時間帯は、待機列に影ができにくく、ジリジリと肌を焼かれるような感覚になります。特に海岸通りや南通りのパビリオンは、遮るものが少なくて体感温度がかなり上がる印象でした。

 

一方で、西ゲート近くのエリアは海風が通ることもあり、少しだけ涼しく感じられることもありました。

 

日差しの強い日中はできるだけ日陰になる場所に待機列があるパビリオンを選ぶのがよさそうです。暑さを避けるだけでも、体への負担はずいぶん変わってくると思います。

 

 

  サングラスと日傘

 

サングラスは、ぜひ持っていくことをおすすめします。パビリオンの中は映像展示が多いため、薄暗く作られていることが多いです。

 

その暗がりから突然外の強い日差しに出ると、目がちかちかしてすごく見えにくい。サングラスがあると目の負担が減りますし、UVカット効果で目の日焼け対策にもなりますね。

 

一方、日傘は暑さ対策としてとても効果的ですが、使い方には少し気をつけたい場面もあります。混雑している場所では、他人の傘の下に入り込んでしまって気まずくなったり、骨の先端が顔の高さにきてヒヤッとすることも。

 

先日の入場ゲート付近では、混み合う状況を考えて傘を閉じている人が多く見られました。待機列では「もう少しつめてください」と声がかかることもよくあるので、その都度、まわりの状況を見ながら開閉をこまめに調整するのがよさそうです。

 

 

  暑さ対策は命を守る備え

 

真夏の万博会場では、ただ楽しむだけではなく、自分の体調管理が本当に大事になってきそうです。水分補給、体を冷やす工夫、日差しを避けるアイテムなど、ちょっとした準備が快適さを左右します。

 

夏の万博が過酷になることは多くの人が想定していたと思いますが、私は春先に何度も寒さで震えた経験があったため、どこかで「意外と涼しいかも」と油断していました。

 

先日、その考えが甘かったと痛感。これからは、しっかりと暑さ対策をして、無理なく楽しい一日にしていきたいと思います。