平日の朝、10時40分ごろ。
クウェート館のレストラン「SIDRA」に行ってみました。

 

入口は展示の入り口とは反対側の横手にある階段を上った先。開店は11時からなのですが、すでに何人も階段に座って順番を待っている様子。整列の案内や受付名簿などはなく、並び方も自由形式。最後尾らしき方に「ここが最後ですか?」と声をかけて、なんとなく順番に並ぶかたちでした。

 

 

11時になると、最初のグループが店内へ案内され、その後は順番に呼ばれて入店。私は11時15分頃に入ることができ、一巡目の最後の方だったようです。席数が多いため、思ったより早く案内されました。人数が少ないグループには相席をお願いされることがあり、相席に同意すると早めに入れるようでした。

 

 

  さっそく注文

 

メニューを見ると、メインは「チキンマクブース」、「ラムマクブース」、「マラク・バミア」の3週類。

 

私は「ラムマグブース」を注文。飲み物は「クウェートレモネード」を選びました。
 

マクブース(Machboos)とは、中東地域の炊き込みご飯料理。香辛料で風味をつけたバスマティライスに肉や魚をのせたもので、アラブ諸国の家庭料理として親しまれているそうです。

 

注文は英語ですが、「これひとつ」くらいで、それほど複雑なことを言う必要はないです。支払いは店員さんが持っている端末でその場で行う、先払い形式でした。

 

 

  フレッシュレモネードと、初めてのラムマグブース

 

レモネードはその場でレモンをカットして絞ってくれるフレッシュタイプ。
さっぱりしていて、暑い日にはとてもありがたいドリンクです。なお、イスラム国家のためアルコールは提供されていません。

 

 

メインのラムは、しっかり火が通った濃厚な味わい。
ラム肉はしっかり火が通っていて濃厚な味わい。食べ慣れていないため評価は難しいものの、異国の料理として楽しめました。

 

お米はさらっとしていて軽やか。トマトソースとラム、お米を一緒に口に入れるとバランスがよく、美味しくいただけました。

 

 

ひとつ注意点として、他の席でチキンとラムを取り違えて提供されているケースがちらほら。店内が忙しいこともありそうなので、自分の注文したものが合っているか、テーブルに届いたらしっかり確認したほうがよさそうです。

 

 

  万博価格だけど、満足!

 

お値段は、

  • マグブース(チキン/ラム):3,850円

  • クウェートレモネード:1,150円

やや高めではありますが、万博の食事価格としては標準的かも。
何より、中東の料理を気軽に体験できるのは万博ならではの楽しみですね。

 

SIDRAでのランチは、私にとって初めての中東料理体験。
異文化の味に触れられて、よい思い出になりました。