
朝一がおすすめ!サウジアラビア館
2025年大阪・関西万博のサウジアラビア館。先日訪れた際は、大屋根リング下まで列が伸びており、入館規制中。このとき「これは早い時間に行かないとダメだな」と痛感し、今回は朝一を狙って再チャレンジしました。
結果は大正解!朝9時20分ごろの到着で、並ばずスムーズに入館。やっぱり朝の時間帯は狙い目です。
最近、入館規制をするパビリオンが増えてきているので、朝の時間帯は有効に使いたいですね。
アラブの街角のような外観、中はハイテク満載
建物の外観は、まるでアラブの街に迷い込んだかのような雰囲気。実際にアラブに行ったことはありませんが、映画や写真で見たような、伝統的な街並みのイメージがそこに広がっていました。
その外観からは想像できないほど、中に入ると、一気に電子技術と未来感あふれる世界が広がっていました。高さのあるスクリーンで流れる映像や、インタラクティブな展示。
特に、画面にふれると水が揺れるように見える演出や、3Dプリンタで作られたサンゴなど、技術を駆使したコンテンツを見ることができました。
アラブ=砂漠?というイメージがくつがえる
万博に何度も足を運ぶ中で、個人的に驚かされたのは、アラブ諸国の豊かな「海」の存在です。カタール、UAE、バーレーン、クウェート、そしてサウジアラビア。どの国も海に面し、そこから得られる恵みに関する展示が印象的で、「アラブは砂漠の国」という固定概念が覆されました。
サウジアラビアもまた、海の恵みと先端技術が融合する国のひとつとして紹介されていて、自然と技術が共に息づく未来像が、印象的に表現されていたと思います。
館外カフェで「サウジコーヒー」体験
展示を見終わって館外に出ると、目の前にはカフェスペース。15分ほど並んで、「サウジコーヒーとサメ・トリュフ」を購入してみました。
サウジコーヒーは700円で小さなカップ1杯。やや割高に感じるものの、味はとてもユニーク。コーヒー豆が入っているのか不思議になるほど色は薄く、スパイスがきいて胃に良さそう風味です。飲んだ後は口の中がすっきりします。
デーツが一緒に添えられているのも◎。暑い国で飲むのにぴったりな雰囲気の飲み物だなぁと感じました。
サメ・トリュフは「サメ粉」がまぶしてあるそうです。私は、きなこっぽい風味を感じました。サメって何? と帰宅後に調べてみたところ、おそらくこの、Samhの実を粉にしたものかな…と思います。👇
レストランは朝から大人気(らしい)
サウジアラビア館のレストランは、どうやらこの万博でも大人気のスポットらしく、朝9時台にはその日の受付が終了してしまうというウワサも(※公式確認はできていません)。
私が行った時間帯はまだ開店前だったため、2階のテラスには上がれませんでしたが、レストランが開いている時間帯だと2階のテラスも見学できるようでした。
サウジアラビア館は、伝統的なイメージを残しつつも、先進的な未来ビジョンや技術を体験できるパビリオンでした。
どこのパビリオンも同様ですが、スムーズな入館には、やはり朝早く行くのがベストです。レストランを狙うなら、もっと早く行動する必要があるかもしれませんね