
外観から涼しげ
私がバーレーンパビリオンを訪れた日は、入館までに約30分ほど待ちました。30人ほどのグループごとに案内される形式で、列はゆっくりと進んでいきます。
外から見える建物は、まるで帆船の骨組みのようなデザイン。バーレーンの伝統的な木造帆船「ダウ船」から着想を得ているとのことです。
「これ、雨が降り込まないのかな?」と心配になるくらい、骨組みの構造が印象的で、風通しも抜群。夏開催の万博にはぴったりの設計だと感じました。
海とのつながりを伝える展示。知らなかったバーレーンの魅力
館内に入ると、まず階段の前でスタッフの方が展示の概要を説明してくれます。ただ、時間に余裕がない場合は、その説明を聞かずに先へ進むことも可能とのこと。自由度が高いのがありがたいですね。
展示は自由に見て回れる形式で、古い道具から現代の技術まで、さまざまなものが紹介されていました。
私自身、バーレーンについてほぼ何も知識がなかったのですが、今回初めて「島国」であることを知りました。なるほど、海との関わりに関する展示が多いのも納得です。
印象的だったのは、青い布が風にたなびく演出。自然の風と調和し、とても美しい空間が生まれていました。
F1も有名なんですね、バーレーン
展示のボリュームはちょうどいい
展示品の数は多すぎず少なすぎず、じっくり見る方も、さっと見たい方も、どちらでも楽しめるようになっています。
建物の構造上、ところどころに隙間があり、そこから見える外の景色も、まるで展示の一部のようで印象的でした。
閉鎖されてしまった「文明の森」がすぐそば
バーレーンパビリオンは、「海とのつながり」をテーマにした、明るく開放的な建築と、ちょうどよいボリューム感の展示が魅力的でした。
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