
「三菱未来館」に行ってきました!
パビリオンの外観は先端が尖った半透明のデザイン。地上から浮いているように見える構造で、建物下部には広い空間があり、そこから入場するかたちです。
そんな三菱未来館のテーマは「いのち輝く地球を未来につなぐ」。深海から宇宙、火星へ──壮大なスケールで“いのちの起源と未来”を描く体験型映像パビリオンです。
予約時間=受付時間 ちょっと早く行きすぎ注意!
私が訪れたのは比較的空いていた日だったのですが、予約時間に表示されていたのは受付開始の時間でした。そのため、早めに着きすぎて、少し待つことに。
予約時間=体験開始時間のパビリオンもあれば、予約時間=受付開始時間というところもあり、中には実際の運用が「だいたいの目安」っぽいパビリオンも。こうした違いが統一されていないのは、ちょっと戸惑いますね。
受付を済ませると、まずは半地下のような場所で待機。列が動き始めたのは、予約時間として記載されていた時間の後でした。風通しがよく、夏場も快適そうな空間です。私が行った日は肌寒いほどでした。
ナビゲーターは「ナナ」と「ビビ」
時間になると館内へ案内され、まずは1階でイントロダクション映像を鑑賞。登場するのは、未来型ナビゲーション生命体「ビビ」と「ナナ」。彼らがこれからの旅の道案内をしてくれます。双子のようなキャラクターで、親しみやすい声とビジュアルです。
この記事を書くにあたって、名前をあらためて確認しました。どうしても「キキとララ」だったような気がしてしまって…(違いました!)。
続いて通されるのは、映画館のような部屋。天井までせり上がったスクリーンが目の前に迫り、かなりの没入感があります。
地球、深海、火星──そして未来へ
メインコンテンツは「JOURNEY TO LIFE」。深海からカンブリア紀の生命、そして宇宙・火星へと旅する映像体験です。
過去から未来へと進む宇宙船の旅が火星に近づいたとき、コロニーのような構造物が火星のそばに浮かんでいました。ああいう未来が本当に来るのか…と想像がふくらみますね。
火星の内部地形については、NASAの地形データをもとにリアルに再現されているそうで、その精密さに驚きました。ただ、視界の大部分を映像が占めていたためか、私はこのあたりで少し酔ってしまいました。
ちなみにこのパビリオンの映像は撮影NG。映像だけということで、記憶に残りにくいという面もあるかもしれませんが、内容自体はとても興味深く、好奇心をくすぐられるものでした。
予約のとりやすさは…?
今のところ、比較的予約がとりやすい印象があります。あくまで体感ですが、映像中心のパビリオンは、予約が取りやすい傾向にあるようにも感じています。
やっぱり、単に大きなスクリーンで映像を見るだけより、現物が展示されていたり、触れられるような体験があると、より強く記憶に残って満足感が高まるのではないかなと思います。
三菱未来館は、実物展示はないものの、最先端の科学と想像力を駆使した映像体験で、“いのち”の物語をダイナミックに描いてくれる場所でした。火星や地球の歴史を旅しながら、自分自身の「未来」をちょっとだけ想像してみたくなる、そんなきっかけになるかもしれません。
ちなみに、スタンプは2種類。ひとつは誰でも押せる館外のもの、もうひとつは入館者だけが押せる館内限定スタンプ。どちらも集めたくなりますね。
▶ 公式サイト