
開幕前から期待していたあのパビリオンへ!
万博のパビリオンの中でも、個人的にかなり注目していた「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダム ネクスト フューチャー パビリオン)」。
ついに訪問の日がやってきました!
予約時間は細かく区切られていて、「ちゃんとその時間ぴったりじゃないと入れないのかな?」と少しドキドキしていましたが、だいたい予約時間に行けば入れてもらえる感じでした。前後の予約枠の人が一緒に案内されるような、少しゆとりのある運用になっているようです。
▶ 公式サイト
実物大ガンダム像の迫力
まず目を引くのが、パビリオンの屋外に展示されている高さ約17mの実物大ガンダム(RX-78F00/E)。
片膝を立て、腕を高く掲げるポーズは、「未来へ手を差し伸べる」象徴のよう。
この前で、同じポーズで写真を撮る人が本当にたくさんいました!
背中あたりにはミャクミャクが
展示の流れと見どころ
1.“未来の宇宙生活”
入口でまず迎えてくれるのは、「宇宙での暮らし」の世界観説明。モビルスーツはもはや兵器ではなく、AIを搭載して無人化され、宇宙開発やデブリ除去といった平和利用が進んでいます。
ビームサーベルが農業に応用されている、というユニークな設定には思わずクスッと。「いや、それ、プラント全体に照射した方が効率よくない?(笑)」と、心の中でツッコミを入れつつ、もともと宇宙空間での戦闘用に開発された機体を、うまく転用したという設定が興味深かったです。
2. 軌道エレベーター体験は臨場感すごい!
次の部屋では、夢洲に建設されたという設定の「軌道エレベーター」の説明。
「赤道上じゃなくて大丈夫なの?」というあたりは、来場者の疑問を見越して、ちゃんと“自らツッコむ”構成になっていました。
そしていよいよ搭乗体験へ。床がゴトゴトと揺れ、窓の映像がどんどん変化していくなか、まるで空に昇っていくような没入感。
ガンダムをよく知らなくても、これは純粋に楽しいと思います!
3. 宇宙ステーション「スタージャブロー」に到着!
宇宙に到着すると、そこには宇宙デブリ除去のために働くモビルスーツたち。「ガンダム=戦い」じゃない、新しい平和利用の世界観が描かれています。
その後、ジオン公国の残党(?)が登場するアニメーションシーンへ。私は元々のストーリーをよく知らなかったので少しついていけない部分もありましたが、映像の迫力やアニメーションのクオリティには圧倒されました。アムロもAIとして登場していて、驚きました。ガンダムファンにはたまらない内容だと思います!
ガンダムを知らない我が子も、光や映像の演出を楽しんでいる様子。ただ、爆発シーンでは少し怖がっていたかも…。
当日予約のシステムが親切でありがたい
そして、いいなと思ったのが、当日予約の仕組みが工夫されていること。
朝イチで全枠を放出するのではなく、時間ごとに少しずつ開放される方式になっているので、9時の入場枠が取れなかった人にも、後から予約できるチャンスがあるんですね。
この仕組み、他の人気パビリオンにもぜひ取り入れてほしいです。朝9時の一斉開放だけに頼ると、どうしてもその時間に人が集中してしまって混雑がひどくなります。段階的な開放であれば、もっと人を分散できるはず。
未来の宇宙生活とガンダムの世界を体感できる、唯一無二のパビリオン。
長年愛されてきたガンダムの世界観の中で楽しめる構成になっているように感じました。
世界観を説明する小冊子(シール付き)をいただきました。こういうお土産的な要素も、記念になって嬉しいですね。
