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ゴールデンウィーク最終日、あいにくの雨模様で少し肌寒い一日。それでもまた万博会場に足を運びました。最初に向かったのは、気になっていたエジプトパビリオンです。
 

 

  午前中に訪問したエジプトパビリオン

 

訪れたのは朝10時すぎ。まだ列も短く、15分ほどでスムーズに入場できました。エジプトパビリオンは30人ほどずつ、グループに分けての入場となっているようで、この時間帯はまだ回転も速めでした。

 

傘は中に持ち込めず、入り口の傘立てに預けるルールになっていました。そのためか、傘を置く手間などで入れ替えに少し時間がかかっているようにも感じました。

 

 

  映像で巡る古代と現代のエジプト

 

展示の中心は映像体験。まず通されたのは小さな部屋で、四方の壁すべてにヒエログリフ(古代エジプト文字)が映し出される演出。ちょっと神秘的な雰囲気になります。

 

 

続いて、もう少し広い部屋へ。ここでは古代エジプトの神殿やミイラの棺、黄金のマスク、ピラミッド、バザールの風景などが大迫力で映像として登場。まさに「エジプトといえば!」と誰もが思い浮かべるイメージが次々に広がります。

 

 

印象的だったのは、そのあとに登場した「現代のエジプト」の映像。高速鉄道、高層ビル、都市の賑わいなど、私たちが普段あまり目にすることのない“今のエジプト”の姿が紹介されていました。

 

 

 

エジプトの人たちが、自国の歴史だけでなく、今の発展や未来にも目を向けてほしいと思っているのかな、そんなメッセージを感じました。

 

 

  エジプトと日本の交流も紹介

 

出口に向かう廊下では、エジプトと日本のつながりについてのパネル展示がありました。建築や文化、経済協力に関する写真や文章が並んでいて、少しゆっくり歩きながら読むのも良い時間。

 

ただ、映像が中心で、実物の展示が一切なかったのはやや物足りなさを感じました。何かひとつでも本物の展示物があると、もっと印象に残ったかもしれません。でも、短時間でエジプトの古代と現代をギュッと体験できる構成は、すごく工夫されていたと思います。

 

 

グループごとに決まったプログラムを順番に鑑賞するスタイルのため、時間帯によっては列が長くなります。比較的空いていそうなタイミングを狙って並ぶのがよさそうです。