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毎年恒例となっているNHK大阪の朝ドラセット公開に行ってきました! 

例年、春分の日あたりに開催されることが多い印象ですが、今年は少し早めの開催でした。セットや小道具が展示され、番組美術の奥深さを知ることができる貴重な機会です。

 

 

  細部まで作り込まれたセットに驚き!

 

ドラマの世界を体感できるこのイベントでは、毎回セットのディテールに驚かされますが、今回特に印象に残ったのは糸島の米田家の納屋でした。本物の農家の納屋のような雰囲気があり、リアリティあふれる小道具が並んでいて、細かい部分まで作り込まれていました。

 

私の記憶の中にある農家の納屋は、どこか乾燥した埃っぽさと土のにおいが混ざった独特の空気が漂っていましたが、このセットもまさにそんな感覚を呼び起こすような作りになっていました。その場に立つと、当時の記憶が蘇るような感覚に包まれます。

 

 

 

 

 

  ヘアサロンヨネダの調髪料に驚き

 

今回のセット公開では、ヘアサロンヨネダのセットも展示されていました。外観や内装が、昔ながらの町の理髪店という雰囲気です。

 

しかし、店の前に置かれた調髪料の看板の値段にはびっくり!10年ほど前の料金設定で、「こんなに高いの?」と感じました。価格では1000円カットとは競争できませんね。翔也が店を継いだ後、ちゃんと経営していけるんだろうか…。

 

 

 

 

ちなみに、この理髪店は劇中で町の人たちが集まり、しゃべったり食べたりする場所としても機能しています。ドラマの世界ではこういう場所が必要なのは分かりますが、実際にこういうお客でもない人が話し込んでいる理髪店があったら、私なら通いづらいなって思います。

 

 

  NHK近くのクスノキが伐採されていた…

 

ところで、NHK大阪の近く、舎密局跡にあったクスノキが、いつの間にか小さくなっていました。道を曲げてまで保存されていたのに、伐採されてしまったのは残念です。弱ってたのかな…。少し寂しい気持ちになりました。

 

 

 

  見学して感じたこと

 

NHK大阪の朝ドラセット公開では、細部まで作り込まれたセットが展示され、ドラマの世界観をリアルに体感できる内容でした。特に、セットの構造や小道具の配置など、撮影現場ならではの工夫がよく伝わってきました。

 

「ちりとてちん」以降、毎年見学していますが、そのたびに新たな発見があります。次回のセット公開ではどのような展示が見られるのか、今から楽しみです。