2021箱根ヒルクライムに参加してきました。
長い文になりますが暇つぶしにご覧下さい。
①決意
②レース展望(チャリダーからオファー話)
③レース前日
④レース当日
⑤今後
①箱根ヒルクライムへの決意
今年、富士ヒル、乗鞍(コロナで中止)についでのメインターゲットレースの箱根ヒルクライムに参加。
2019、2020と参加し今回で早いもので3回目。
2019は年代別3位を取り、2020は育児やコロナによるモチベーション低下により、
45分台の6位と低迷し挫折した大会である。
去年はいくら忙しく、モチベがないとはいえ、
あまりにも弱くて、惨めで、情け無い走りだった。
周りの選手からも『どうした?』と言われまくる始末。
家に着いた後も、悔しくて妻に報告しながら涙が止まらなかった。
正直、自転車をやめようとした。
それはブログにも投稿している。
ただ悔しくてたまらなかった。やめたら後悔する。
この悔しさを払拭するには箱根で結果を出すしかない。そう考えた。
そして、
固く決意した目標があった。
それは
『箱根で優勝してやる』
睡眠時間を削り無理やり練習時間を作り、
月間2000キロ、標高3万mを目標にして
1年間、積んできた。
そして、ついに1年やってきた答え合わせをする日がやってきた。
いざ、リベンジマッチだ。
②レースの展望
年代別30代で優勝するには42分台は絶対と考えていた。
毎年30代優勝ラインは43分フラットだからだ。
しかも、30代のコースレコードも43分05秒だった為、43分を切れば優勝と思っていた。
だから優勝&コースレコードを目標とし42分台を目指す事にした。
しかも富士ヒル終わってからの自分の実力は
群馬のストラバのセグメントのタイムを見るとコースレコードは不可能では無い数字だと確信していた。
そんなこんなでレースまで2週間くらいの頃か?
1通のメールが届いていた。
日光白根ヒルクライムの委員長からだった。
内容は
『BSNHKチャリダー』のプロデューサーからアポを取りたいと連絡が来ていると。
理由は不明だがとりあえずオッケーした。
そして後日、直接TELがくる。
内容は
あの『階段王』の件だった。
『階段王も箱根に出る。土屋さんも出られるんですよね?日光でいい争いをしていたので競い合う所を撮影したいと』
もちろんオッケーにした。
階段王が新潟の猛者相手に佐渡ヒルで入賞していたし、
いくら自転車初心者とは言え、バーティカルランニングの世界ランキング3位の方。
心臓、脚力は自分より上のはず。
ライバルが増えるのはむしろありがたい。
レースになると普段出せない力をだせるからね。
誰が来ようと人間相手なら真っ向勝負してやる。
で、
次に気になるのは他に有力選手を知りたいところで丁度出走リストが出る。
、、、
去年の上位陣がいない。
他にも調べる。
今年の富士ヒルでゴールドを取った選手が2名。
それと
あの富士ヒルチャンプのK松さんが立ち上げた
JBCF登録チーム Infinity styleのメンバーの方が1名がいる。
よってマークすべきは
富士ヒルゴールド2名
階段王
そして、そのInfinity styleのk本さん。
1番やばいのはk本さんか。
過去ヒルクライム優勝経験してるようだし、
Infinity styleは入団テストもあり、それをクリアしてるし、なんせレース経験値は圧倒的に上だ。
気をつけなければと頭に入れておいた。(フラグ)
他のゴールドの方の実力は分からないが
富士ヒルゴールドはドラフティングラッキーゴールドもある為、箱根でどこまでやれる選手か不明だし、速くてもゴールドギリの選手なら
43分台ぐらいだから今なら勝てると想定。
②レース展望その2
コースレイアウトを見てみる
ストラバだと↓
こんな感じ。
スタートから10キロ地点までは延々と登りの
平均勾配8.4%らしい。
あとの残りはアップダウンだ。
年代別で42分で走るならこの10キロでほぼ勝負がつくだろうと考えていた。
下りがあるが年代別ならフロントシングルでも大丈夫と思い構成は変えなかった。てか、シフターがシングル用だから変えられないんだけど笑
まぁそれだけ急勾配の登りには自信があるからだ。人間相手なら。(ピンクのダブルエースなどは人間として見てない)
作戦とすれば、
10キロ35分30秒
3.4キロ6分30秒
42分
と目星をつけた。
10キロ35分でいける自信があったのは
群馬の榛名山にある『松の沢コース』が
序盤10キロのレイアウトにそっくりだからだったからだ。
調子が最高なら35分切れる。
悪くても35分台。
おおよそだがこの松の沢を35分で走ると
PWRは5.1強くらいだ。
だから、箱根の10キロも35分台5.1倍強で走れると想定。
残りは大体6分半ぐらいで走れるだろうと歴代のストラバログを見て判断。
なるようになれだ。
レースの展望はこんな感じ。想定はしっかりとした。
③レース前日
土曜日。
起床体重は排泄後46.9キロ
完璧だ。前日にミスド3個食べてもこれ。
ちなみにこの写真直後にも💩でた。
テーパリングもしっかりした。
振り返って前週からいうと
土曜日 唐松峠TT 40分34秒 自己ベスト 計60キロ
日曜日 ズイフト 7分L4 ✖️2 5分L5 80キロ
月曜日 ズイフト 20分SST 40キロ
火曜日 赤城 畜産から姫百合 28分 全開走
水曜日 ズイフト 2時間アクティブレスト走
木曜日 実走60キロの内 10分全開走
金曜日 ズイフト ボルケーノのみ全開 あと流し
土曜日 芦ノ湖サイクリング1時間
こんな感じ。
10月3日土曜日
朝食は目玉焼きにベーコン。 お茶碗一杯の米。
プロテイン入りバナナジュース。
娘にバイバイし、7時20分に群馬出発。
毎度八王子ジャンクションで渋滞。1時間捕まる。
そんなこんなで
小田原に着く。
まずは昼飯。混雑する前に早目に食べる。
ご法度の生魚笑
俺の適合食材や!
4800円なり。
財布の軽量化完了。
ウニは臭かったな。ウニはやっぱり北海道か。
そのまま芦ノ湖で血流促す為、サイクリング。
坂を登るがこの10キロのデローザですら軽く感じるくらい脚は絶好調だ。
軽く走るが
緊急事態宣言明けで人、車めちゃくちゃ多いし。
しかも芦ノ湖って一周出来ないのね。
事故っても嫌なので適当に走り、受付行って早々にホテルへ。
小田原駅付近のホテルに泊まる。
なんと、山神森○さんらと同じホテルだったようだ。Twitterの背景がロビーと同じだった笑
さて、
夕飯買いに駅に行くが誘惑だらけで死にそう。
美味そうなものしかない。
発狂しそうな為、ホテル戻り自主隔離。う
ほんと
美味そうなもんだらけ。来なきゃよかった。
夕飯にメロンパン、チーズパン、サンドウィッチ、鉄火巻き2本、穴子寿司5貫食べる。
18時には食べ終わり、熱めの風呂に入る。
しっかり身体を温め、汗をかいおく。
ポカリを飲みつつストレッチ、マッサージをして
身体の痛みは無し!
もう一度レース動画を見てポイントチェックし
自分ならコースレコードは出せる!と言い聞かせる。
その後は『チャリダー』のスタッフから連絡が来て明日の予定を打ち合わせ。
20時半には布団に入り寝た。
④レース当日
4時半起床。目覚まし鳴る前に目が覚める。
もう習慣化しているな笑
朝風呂に入り身体を温めて汗をかく。
水分をしっかり取る。
5時 アンパンをひとつ食べる。
排便もしっかり出て完璧。
6時にホテルを出てゴール地点の駐車場へ向かう。
6時45分着で準備開始。
今年は天気が最高だ。☀️
例年、曇りでゴール付近は寒くブルブル震えていたが今年は日が照らされると暑いくらいだ。
天候は味方してくれた。
寒くなければ筋肉が動いてくれる。
今年は下山したらアップをしようと考えていた為上ではせずチャリダーの撮影予定の場所に向かう。
下山待機場所で顔見知りの方々と雑談。
こういった時がやっぱり楽しいよね。
チャリダー撮影↓↓
チャリダーの撮影もして、いざ下山。
いやー、寒く無い!しかも、レース中は追い風だ!完璧や!
これは42分は出せると確信。
荷物預け前にウォーミングアップで30分下道
を走り荷物を預ける。
脚も完璧だ。疲労は無い。心拍も良い。(メーター無いけど感覚で)
スタート前まで時間があり
去年の年代別チャンプのk藤さんと雑談。
レースの展望を話たりし、階段王と挨拶、
チャリダーのスタッフとも会話したりと時間消化。
あっという間にスタート時間になる。
さてスタート位置に向かう。
緊張している最中、、、
なんかすごい視線を感じる。。。
まずは真後ろにいる階段王。。。
そして自分もマークしているInfinity styleのK本さん。。。
めちゃくちゃ見られているし
k本さんのチームメイトらしい人に『その人だ』
と私を名指ししていた。
うん、完全にマークされておる(^^)
光栄だ。
しかも後で知ったが
Twitterで
知らんところでバラされておるやんけ!!!
まぁ自分よりも強いFOCUS オジーに名指しされるのも嬉しい限りでありますが。
(めちゃくちゃニヤついた)
しかし、
私の作戦が全てパーだ。
実は
今回チームジャージを着ないでブラックの目立たないジャージを着ていた。
いつものジャージだとバレて初っ端から飛ばしても逃げが出来ないようにマークされてしまう。
だから、目立たないジャージでしれっと初っ端から逃げて逃げて逃げまくる。すると周りはどうせ落ちるでしょ?落ちるの待ってよと思わせておいて
先行しちゃうカモフラ作戦だった。
もうだめだ笑 バレた。
なら真っ向勝負。やってやるぜ。
いざスタート。
作戦通りに最初から踏む。
まずは6倍。ここでいきなりセレクションかけてみる。
序盤の1キロで人数絞る作戦で2キロくらいで後ろを振り向いたらすでに自分を含め3人。
階段王はいない。
やっぱり後ろにいるのはk本さん。
うげーーーと思いつつ、大体5倍で踏んでたまに5.5倍、6倍のジャブパンチを入れたりするがしっかりと着いてくる。
5キロくらいで振り向いたらk本さんと自分のみ。
この時点で優勝争いは自分とk本さんに決まり。
ほぼ自分が先頭になり走る。平坦基調でたまにお願いして前に出てもらうが登りは自分が引き続けた。
k本さんは息遣いが荒く、いつ落ちてもおかしくなさそうな感じがあるが待っていても落ちずについてくる。
たまにペースアップを試みるが一向に引き剥がせない。
まずい。と7キロ位から思い始める。
自分もそんなに余裕がなくなってきて
距離を消化。
7パー8パーぐらいの勾配でアベ20キロぐらい(6倍近く)だし引き離しにかかるがついてくる。
強い。本物だ。さすがだ。
自分もキツい。かなりキツイ。
気づいたら10キロ地点。
手元は35分40くらいだ。想定より40秒遅いが
35分台。この時点でコースレコード43分切りは確定。
下りに入ると同時にk本さんがアタック!
やっぱりと思ってこちらも踏むが自力のパワーが違う。離された。わかっていたが引き離される。
下りであっという間に50メートルほど離された。
万事休すか?
しかし、k本さんもキツいようで登りに入るとペースダウンする。
ん?イケる?と思いこちらもガンガン踏み直す。
近づく背中。しかし下りでまた離される。
あ〜、
しかし、時すでに遅し。
めちゃくちゃ踏んだが追いつかんかった。
4秒差でk本さんが先行ゴール。
負けた。
しかし、悔しさはあまりなかった。
今日出せる力は出し切った。
だって
去年から3分タイムを縮め、
目標にしていた
コースレコードも更新してのゴールだった。
タイムは↓
ストラバだと
手元はもっと速かった気がするが、、、
なんにせよ
負けはしたが
去年の悔しさを払拭出来る走りが出来た。
ゴール後、k本さんと健闘を讃えあう。
初めてだ。優勝争いをちゃんとしたのは。
いつも無様に千切られ
2位とすごい差をつけられて3位とかで終わっていたが今日は違った。
レースの90%は自分が先頭で引き、力を出し続けた。
最後の最後に得意不得意の差で負けた。
k本さんの粘り勝ちだ。
自分は登りの時に賭けに出ず、保身した結果、負けたのだ。
もっとアタックして登りで千切る勇気を出せばよかった。
ここはやはりレース感というか、経験値なのかなと感じた。
k本さんおめでとうございます。
さすが精鋭部隊Infinity styleのメンバーです。
それにしても、久しぶりに人と走った。
8月の頭以来か?
やはり人と走って模擬レースしないとダメだなぁ。
コロナでなければもっと人と走りたいな。
何はともあれ、非常に楽しいレースだった。
ゴール後は
顔馴染みの面子らに結果報告。
42分出して負けた〜!って報告。
まわりもそのタイム出して負けるなら
もはや仕方ないっすねー笑
と、声を揃えて言われた。
うん、俺もそう思います。
コースレコード出して負けるなんてね!
やっぱり優勝は簡単には出来ないなって思い知らされた笑
ただ確かに今日の出せる力は出し切ったが
絶好調な時の自分ではなかった。
今日の調子は悪くもなく良くもなく。という感じだった。赤城旧道や唐松でPB出した時はいくら踏んでも心拍も脚も余裕だった。その走りができれば内心、41分も不可能では無いと思っている。
今日は絶好調ではなかったのが悔しいな。
もし来年、年代別で優勝狙う人がいるならば
41分出さないと確定ではない
という事を念頭に入れてほしい。42分切るにはPWRは5.1倍以上だ必要みたいだ。
(自分は今回5.07倍)
まぁそんなこんなで箱根ヒルクライムは
終わり。
優勝する!と掲げて一年本気で練習してきて
真ん中からの景色は見られなかったけど
また表彰台に立てて良かった。
しかも今回は僅差の2位。
準優勝だ!
誇ろうと思う。
コースレコードはk本さんの記録が残るけど笑
また妻も喜んでいた。
1年間練習させてもらってありがとうと感謝をつたえる。
すると、
あと4秒踏めよ!と劇を飛ばされた笑
表彰台での写真。k本さんのTwitterから拝借笑
やっぱり表彰台はいいよね!
天気も最高だった。
やっぱり大会はいい。
悔しい思いをすることがほとんどだけど、目標を達成できた時のあの気持ちの幸福感は中々得られるものではない。
去年のどん底からの復活。優勝は出来なかったけど間違いなく成長していて、自分がやってきた
1年間は間違いではなかったと確認することが出来た。
そして、なによりも本当に楽しいレースだった。
また、イベントがあるとたくさんの選手と知り合えたり、刺激を貰えたり、練習内容聞いたり
自転車自慢したりと
本当に楽しい事だらけだった。
優勝したk本さんの関西勢もきっと強い人だらけだし、同じ年代の関東の猛者らも自分より格上だらけ。キリが無いと言えばキリが無いが
35歳になっても強くなれるってのは証明できたのではないか?
あと、優勝出来なかったが表彰台に上がるという最低限の結果をチャリダーのスタッフ、階段王に見せれて良かったと安堵している。
少なからずダサい姿を晒す訳にいかず、階段王に負ける訳にはいかなかったからノルマは達成出来たかな笑
(放送日聞くの忘れた笑)
こんなコロナ禍の中、
箱根ヒルクライム開催していただいて主催者、関係者の方々本当にありがとうございました。
⑤最後に
努力は報われる。とは、ならなかったが間違いなく成長出来たし、今まで格上だった選手らの背中がうっすら見えてきたのは間違いないと思っている。
自分が信じた練習をコツコツ積み重ねる事が
遠回りなようで1番近道だったりする。
月間2000キロ 標高30000m
を去年の10月から始めて怠けずやってきて良かった。
さて、今後はどうするか?ってとこだけど
来月第二子が誕生する。
また半年間は思うようには練習が出来ない。
来年は弱々だと思うけど自転車はやめない。
だって
やっぱり
楽しいもん!
40歳でも優勝狙えばいいしね!
続けたもん勝ちみたいなところもある!
(k本さんも言ってた)
いつかは優勝。
その夢はもう失う事はない。
長々とありがとうございました。
チャリダー観てね。
おわり。













