

下記には、人によっては不快に感じる事が書かれているかもしれません。
非難せずに受け入れる事ができる方のみ、お読みください。
先程まで、テレビ放送で『八日目の蝉』が放映されていました

初めて観たんですが……
涙が止まらなかった

永作博美さんが好きで、私の憧れでもあるんですが、演技に吸い込まれます。
誘拐犯(役)なのに、本当の母親と変わらない愛情を感じて……
誘拐することは絶対にいけない事なんですが、大切に大切に我が子同然で育てた愛情だけは認めてあげたくなりました。
母の愛とは、そうゆうことなんだな……と。
我が子を誘拐されてしまった本当の母親も、とても可哀想です。
私が同じ立場だったら確実に狂ってしまうような気がします

私の母は、私が中学生の時に他界しました。
亡くなる2年前から癌を患っていて、39歳という若さで他界しました。
旦那が言うんです。
「お前のお母さんが見ている気がする」と。
「だから俺を、どんな困難にも立ち向かっていかなきゃいけないと奮い立たせてくれるような気がする」と。
母は、死にたくなかったはずです。
少しでも長く、1日でも長く、私や妹と一緒にいたかったと残された手紙に書かれていました。
永作博美さんが演じた誘拐犯が「明日も明後日もずっと薫と一緒にいられますように」と言った言葉を聞いて、母を思い出しました。
誘拐犯は捕まった時に「お願いします。その子はまだご飯を食べていません。よろしくお願いします。」と言い、頭を下げました。
(↑若干、言葉が違うかもしれませんが……)
その言葉には、母の愛を感じました。
強く、強く思ったんです。
「私も母になりたい」と。
いつか生まれるかもしれない我が子を愛してあげたい……と。
いつか生まれてくるあなたへ。
母さんは、あなたを守ってあげる。
いつだって愛しているよ。
母さんは、あなたの為ならば何よりも強くなってみせる。
だから、早くお腹においで。