子どもの時(小学生)に太っていると、自己肯定感が無駄に下がってしまってそれを戻すのは大変だよ、という話。


両親が太っていると、高確率で子どもは太い子が多いです。

私も例に漏れず、小学校3年生位から太くなっていて、6年生では既に156cmに56kgありました。


雰囲気はサザエさんでいう「花沢さん」のような、がっちりした体系でした。

私の場合、顔もお世辞にも可愛いと言えず今可愛い顔の条件に求められるぷっくりとした涙袋…の一切ない釣り目で細い一重まぶた。そこにデブが追加されて更に性格も歪んでいたので正に役満。



ただし、顔の造形というものは、スタイルが良ければ「個性」として捉えられます。

とはいえ大切なのは何よりも「太っていないとされる体型、普通の体型」であることです。


太いだけで、基本的になめられます。

格好つけたら確実に笑われます。

運動会はただただ恥ずかしい。

細い友達といれば、比較対象。


小学校に入学すると、今までの

「みんななかよし」から一転

競争が始まり、点数をつけられ、点数で判断され、比べられる世界へ入り、自己肯定感は下がりがちになります。



小学校高学年になると追加で容姿に「可愛い」「かっこいい」という基準がでてきますが、それによって優遇されたりして世の中の厳しさを知っていく中で「デブ」という大きなマイナス要素を持っていると自己肯定感はマイナスへ突入します




至極真っ当な意見を言ったとしても


「デブの癖にw」

「うっせーデブ!」




デブキャラとして笑いをとれる様な鋼の心を持っているのであれば笑いに昇華して人気者になれるかもしれませんが、




そもそもデブにしてしまったのは完全に親の責任です。


いっぱい食べてぽっちゃり可愛い!が許されるのは未就学児まで。

運動系の部活や習い事(お相撲やアメフト)でモリモリ食べてがっちり体型なのは素晴らしいですが、そうでない場合

小学校4年生以降は本当に気をつけて、適性な体重になるようにしてあげてほしいです。



年齢、身長から割り出した平均体重よりもかなり重い

同級生の中で太っているとわかる

ズボンにお腹の肉が乗る

顎を引いていないのに二重あご

140cmの子が140cmサイズの子ども服を着られない、かなりパツパツ

下記サイトで現在の状態を確認



↑私の小学生時の身長体重(156cm56kg)を入れたところ、見事に「太っている」と出ていました。




よく
「思春期になったら勝手に痩せる」 
「年頃になったら勝手に痩せる」
と言われたりしますが、


ほぼ勝手に痩せません


痩せるためにはかなりの努力が必要になります。
しかも既にデブの生活ルーティンを体に刻み込まれた優秀なデブなので、普通の体型の子が思春期に異性を意識してダイエットをするようなレベルではなく、
一世一代の大仕事レベルで努力が必要になります。失敗すると摂食障害で病みます。

思春期の無理なダイエットは将来的にも危険なだけでなく、「これを飲んだら1ヶ月でマイナス10kg」のような怪しい薬にも手を出しがちです。
もし今私が女子中高生だったら、TikTokでみた痩せ薬を何の躊躇なく使用していたと思います。


思春期といえば、青春。
友情、部活、スクールライフ、初恋、初めてのバイト、将来の夢…人生において限られた短くて楽しい時期ですが
ここに「デブ」を追加すると爽やかな青春時代から暗黒時代になりがちです。
人格形成にも影響がでます。


デブは通常よりも自己肯定感が低くなりやすく、周りからも体型でいじられるし、体型で判断されてしまいがちです。もちろん悪い方に、です。


そうなると
「どうせ」
「私なんて」
という口癖、考え方になっていきます。


将来の夢を何となく考えている時期に

「どうせ私はデブだからできない」
「私が◯◯になりたいなんていったら笑われるから無理」

という思考になってしまうと最悪詰みます。
逆に過剰なダイエット、過剰な美への執着をするようになって痩せたはいいけど満足できずに整形、醜形恐怖症、他人との比較ばかりで常に心は消耗します。
 

普通の体型でさえいれば、こんな悩みはなく青春時代を楽しめたかもしれません。


普通の体型にしてあげられるのは親だけです
無駄に細ければいいという事もありません。ただ普通に子ども服の身長サイズを着られる体型でいることが大切。

それだけで自分の体型に引け目を感じることなく、卑下することなく、マイナス思考で根暗な性格になることなく、無駄な悩みなく生きていけるんです。


食事量を見直す
おやつの内容を見直す
食べる時間に気をつける
早食いしない
1駅歩く
旅行先、遊び先をアスレチックや登山、ハイキングなどにする
一緒に遊ぶ
よく寝る

小学生のうちは病気等の理由がなければ、上記を気をつけていれば背が伸びる事で肥満から解放されます。
食事、生活のルールをまだ親が軌道修正してあげやすく、親の言うことを素直に聞いてくれやすい時期なので中学デビューに間に合います。
中学生からは親への反抗期も始まるだけでなく、学業も友人関係も部活も大変なだけでなく、特に女の子は生理が始まる影響などで気持ちも不安定になることが多いと思います。

早い段階でデブの芽は摘んでおきたいところです。

また、成人後デブから脱却すると「デブにやたら厳しい人」にもなりがちです。
辛く苦しいダイエットを成功させたことで前向きに頑張れる能力を得ることはとてもプラスなことですが、
デブでのうのうと暮らしている人に厳しくなりがちです。「これだからデブは」とデブを見下しがちです。嫌な性格。



子どもを愛していて、子どもを空腹にさせたくない。
ひもじい思いをさせたくない。
「もっと食べたい!」と言うからあげたい。

そういう親心もわかりますが
それで太ってしまっていてはただの親の自己満足であり、子どもにとって呪いです。

お腹が空いたから食べる。
お腹が空いていないから食べない。
お腹がいっぱいだからやめる。
なんとなくで食べない。

漫画でもゲームでもドラマでも、主人公にデブキャラはいません。

今年(2025年)の地域のハロウィンイベントでは鬼滅の刃のコスプレをしている子がとても多かったのですが、おデブくんな小学生(多分3、4年生くらい)の男の子が富岡義勇のコスプレをしていて、中学生くらいの女子グループに「何あのデブ義勇w最悪w」とイベント中言われ続けていました。
彼の耳に入ったかはわかりませんが、もし入っていて、自分の体型を馬鹿にされたことがわかったとしたら、かなり傷ついたのではないでしょうか。
こういうきっかけで人前に出るのが苦手になっていきます。

「そんなことない!とても似合ってるよ!」というのは親だけです。

「あなたの雰囲気(体型)とは違うから別のキャラにしたら?」とは言えません。その体型を作ったのは親だからです。

でも多分、小学生の男の子がコスプレをしようとする時に
忍たまのしんべえやポケモンのカビゴン、ドラゴンボールの魔人ブウやヤジロベー(古)を選ばないと思います。


普通の体型でいれば、無駄に自信は削がれません。
デブで得することはほとんどありません。


Switchで体を動かして楽しくダイエットもとてもいいと思います。

 

 

ジョイコンで両腕思いっきり動かしてカロリー消費アップ!

 

ゲームが好きな子どもはゲームで遊んでダイエットできる時代。

スポーツ系のゲーム(サッカーや野球)は好きな子どもが限られますが、リングフィットみたいなものは「体を動かして遊ぶ」ので感覚的に遊べて楽しいです。



 

 

110kgまでokの室内トランポリン。

飛ぶのはもちろん、ジョギング的な動きも効きます。YouTubeで「トランポリン動画」検索で曲に合わせて一緒に踊るのもなかなか楽しくて汗かけます。親子で運動できます。


また季節の遊び
・夏は海、ハイキング
・冬はスキー、雪遊び
で思いっきり体を動かすことや
冬も屋内プール付きのホテルなどを旅行先にして家族で思いっきり楽しむのもおすすめです。


ママ水着のオススメ、こういう肌見えないタイプはプール、海に行く時だけでなく

普段着て、じゃぶじゃぶ池遊びもやちょっとした水遊びでも怯まず思いっきり参加できてとても便利です。乾きもの早い。


 

 

 


真夏は今や男の子も長袖ラッシュガード必須ですが、屋内プールは半袖が楽でした。

また、着ていってプールで遊んで持ってきた服に着替えるのが一番楽。

 

 

真夏の男の子ズボンは水着にしておくと出先で突如現れたじゃぶじゃぶ池や水遊びスペースでも心置きなく遊ばせられます。

 

 

小学4年頃からむっちりデブだった私、もし過去に戻れるとしたら絶対小学生のうちに通常体型に痩せておきたい。


普通体型とデブでは、何もかもスタート位置が違います。

デブの第一印象は悪いことの方が多いです。

「優しそうに見える」というのは、デブ特有ののんびりキャラを彷彿されてるだけで裏を返せばただ、舐められてるだけなんです。


子どもがみじめな思いをしないためにも、早い段階で一緒に楽しく普通体型にしましょう!!