2023年3月に保育園を卒園しました!
3月に卒園式からの謝恩会開催でしたがなんと、2月頭に謝恩会の会議をし、約1ヶ月で準備、開催したというかなーりタイトなスケジュールの中身を思い出として書きます。
ちなみにうちの保育園は新規園だったので謝恩会の習わし的なものはないので自由に決められました。
これって相当大きいことかも!
2022年12月
もう来年は卒園かーといいつつ何もしない
2023年1月
もう卒園式のスケジュールも出てどうするかねーとたまに顔を合わせるママと話す程度。そもそも保育園なのでみんな働いていて「謝恩会のとりまとめします!」なんて人は出ず。
そんな中で私がたまったまクラス委員になっていたのでどさくさで謝恩会の仕切り役になってしまいましたありがち…。
2023年2月
仕方ないので緊急でミーティング開催。
年長さん合計20人弱の中規模?小規模?な保育園ですが全員は揃わず。みんな多忙なため、ミーティングはこの1回のみ。
ミーティングする前に園へ聞くこと
★必須事項 グループラインの作成
謝恩会の開催日
卒園式の後に謝恩会を開催してもいいかどうか聞きました。園によっては卒園式とは別の日に行う場合も。謝恩会がレストラン開催だとまた変わってきますね。
時間はどれくらいになるか
卒園式後に謝恩会なので何時に卒園式が終わる予定か、何時までには終わらせるべきか等質問しました。もうコロナはだいぶ緩和されましたが園内での飲食は止めておきましょうという方針でしたので子ども達がお腹が空いてグダグダになり始める前には終わらせるといった感じに。(大体2時間程度)
保育園から借りられるものを聞く
マイクは有線なのか無線なのか、何本借りられるのか、プロジェクターの有無、ロールスクリーンを借りられるのか、イスは子どもイス何脚、パイプイス何脚借りられるのか…等は確認しました。
どのお部屋を使えるか
園で開催する場合ですが、謝恩会で使っていいお部屋を聞きました。謝恩会準備中に先生と子ども達が待機してもらうお部屋や、前日までに持ちこんだ荷物を置かせてもらう部屋も抑えておくと安心です。
前日夕方以降に謝恩会を開催するお部屋で保護者が集まって飾り付けをしたり、音響、動画を流すプロジェクター等のチェックをしました。
ポイント
この辺はミーティングの前に園に聞いておかないと、「あの部屋を使わせてもらえると思うんだけど、もし使えなかったらこの案はできないし…」と無駄なミーティングになってしまいます。
ミーティングで決めたこと
責任者 兼 当日保護者挨拶
私がやったもの。園とのやりとりをしてそれぞれに報告したり。
沈黙のグループラインでバリバリ発言しなければなりません…。
各係の進捗を確認したりといろいろ雑用もあります。
また、謝恩会当日の挨拶もしました。
卒園式のフォーマルスーツの胸元にこんなコサージュを借りてつけてました。
色は明るい色、桜をイメージしたピンクや万能に使いやすく合わせやすいクリーム色がおすすめらしいです。
※式ギリギリに慌てて買いに行ったらどこも売り切れになってたので注意です!
司会
謝恩会当日の司会進行。
「誰かのパパはどう?」という提案も。確かにパパの仕切りもいいですよね~!とはいえ、責任者(私)とのやり取りが必然的に多くなってしまうので、変な噂が立たない為にもママから選ぶ方があとあと揉めないんじゃないかなぁ。
園への寄贈品や子供たちに贈る記念品の購入係
うちの保育園で決まったことは
先生方への花束、寄贈品(予算を園に出して何が欲しいかを決めていただき、それを購入する)、子どもの写真とメッセージを切り貼りしたメッセージボード。
一応、先生への招待状(1枚)も制作してみました。
何をするかで係は多岐に渡りますね。
今回、保護者の中で花屋さんと繋がりのある方がいらっしゃったのでちょっとお得にいいものを作っていただくことができました!凄い~!
動画制作係
謝恩会では定番中の定番という
「この赤ちゃん誰?クイズ」などの制作。BGMの選定なども。図書館にインスト曲のレンタルがあったので借りました。図書館使えます!
謝恩会時にご挨拶する子どもの選出
生徒会長タイプのしっかりした子にお願いしました。ここで何人か決めておくと楽です。後からお伺い立てるのは非常に面倒くさいです。子ども全員となると本当に大変。全員がちゃんと言うことを聞いてくれるわけではないし、嫌だ~と泣いてしまってはその子にも、親にも嫌な思い出になってしまいますよね。謝恩会はあくまで親が先生と子どもを楽しませる会なので。
会場の飾りつけ
前日の夕方のお迎え時にお部屋の飾りつけやイスの配置をします。前日の夕方でないとお部屋が使えなかったので。飾り付けるものを考えたり購入したりするのは結構大変ですが上手なママがいるととっても素敵なお部屋に~!
写真撮影
写真が得意!という人が1人くらいはいると思うので目星をつけてこちらからお願いしました。今までのイベント時に、三脚立てて立派なカメラで撮影されている保護者を確認しておくのが大切!
集合写真は現像してもらいます。
式や会の写真はラインアルバムなどでみんなで共有しました。
会計係
最後の精算までお任せします。
ミーティング時に各係の予算の振り分けをみんなでしたので、「花でいくらかかりました」という報告に対して計算していき、計いくらなのかまとめてもらいます。
ポイント
基本はこんな感じで、各係に予算を割り振りました。
花束にはいくら、寄贈品にはいくら、という感じで少し多めに出して後ほど領収書で精算します。
工程表という程ではありませんが
おおよそ〇月〇日までにはここまでは完成させておきたい、みたいなのを作っておくと焦らない。(時期的にすんごい焦ってましたが)
後から悩んだことと言えば
「責任者になったものの、どこまででしゃばっていいのか?」
ということでした。このミーティング時に
「ここまでやります。」と範囲を明確にしておけば良かったなと後から後悔…。
みんなで決めるものなのか、ある程度決めてしまって提案するのがいいのか。
これは本当に人によるといった感じで。
激務なお仕事のママで
「全部お任せ~!何でもOK!」
と完全に任せてくれる人の方がむしろ楽!
一番面倒くさいのが
口だけは出す!タイプのママ。
グループラインで言えばいいのに言いにくいことは個人ラインで…というのが
一番対応面倒くさかったです。
「私は本当はこうしたいんです!」とか知らんがな。
今2月に戻れるとしたら、
プログラムの流れを作ったりある程度こちらで決めちゃってもいい?と絶対確認したい!
そして会ってミーティングできる時間のある人はいるか確認するべきでした。
実際、私と司会と他有志の1人の合計3人で集まって当日の流れを考えたり
いろいろ決めていたのですが、
最後の最後に先ほどの
「今更だけど、もっとこうしたい…」と言ってくる面倒くさいママ登場。
丁重にお断りして、仕方なくこのママが満足するような提案することに…。
完全にお任せでやって下さい文句もいいません!な方と
それなりに時間あるよという方。
聞かないとまったくわかりません!
時短勤務で時間あって、どんどん手伝いたいよ~って人もいるし、
時短勤務で時間はあるけど、こういうの苦手…関わりたくないです~
という人もいるので、どこまでどう関われるのかちゃんと聞いておくのがおすすめです。
勝手に「やってくれるかなぁ」とか期待しちゃいけないし、「この人はできなそうだ」と決めつけてはいけない!
そして保育園だからなのか、新規園で伝統的な出し物は決まってない、保護者が歌ったり踊ったりのコンテンツはなく練習が必要なものはなかったので(そういうものを排除した)係が決まれば準備はどんどん進んでいきました。
※そういうものをやってこそ!と意気込む方もいますよね。練習しなくちゃいけない、時間を融通しなくちゃいけない系。私たちの場合はミーティングで「そういうのは一切なし!」と流れで決まったのですが、中にはやりたいママもいたのかもしれません。どうしてもやりたい!というママがいる場合はソロでやってもらうのもありなのかなー。あくまでソロですけど!
ちなみに予算は1人5000円でした。
(食事なしでと考えると高い…?)
また、さらっと
★必須事項 グループラインの作成
と書きましたが、非常に面倒くさいことがあります。それは、ラインやってないっていうママが一定数存在するということ!
「やってない」じゃなくて、やるんだよ!と思うんですけども。
何やらポリシーでもあるのか、情報の漏洩が怖いのか、もしかしたら謝恩会面倒だからっていう嘘かもしれませんけど。
今回は1名、このような方がいたために園からの情報をグループラインと個人メッセージに送る、質問などを両方に投げ、結果を個人に送ったりと非常に二度手間をさせられました。ただのコピペだけどこれが本当ーーーーに面倒くさい。
子どもの写真なども転送する必要もあるし、メッセージカードの制作見本とか転送大変だった。
また、このママはなかなか癖の強いタイプで全体ラインだったら発言しないであろう言葉や愚痴が個人メッセージにガンガンきた。
「みんなには内緒だけど~」みたいなコメント等もきた。普段子どものお迎えもかぶらなくて全く関わらないからこういう人だと全く知らず。
こういう円滑にメッセージのやりとりできない人に対して、「この人の意見いらないなー」ってものは転送しませんでした。
周りのママもわかってくれてるのでなんも問題なかった!
(小学校違って本当に良かった…。)
普段、ラインをやらないというのは全然かまわないのですがこういった全員と連絡を取り合わないといけない時にやっていない、やらないというのはなかなかしんどいです。
「謝恩会のやり取りする上で、この期間だけライン導入します」と一定期間だけでもライン、ダメでしょうか…。連絡取り合うのが終わったら即アンインストールしていいので!!(そういう問題じゃないのかな)
こうしていろいろ内部事情あり紆余曲折しながらも記念品などの購入、手配、動画等制作は着々と完成していきました。
ポイント
ポイントとして、例えば「この赤ちゃん誰?クイズ」に使用する子どもの写真を集めたい場合に写真の縦横の指定をするのはもちろん、〇月〇日までにお願いしますという締め切りの指定は絶対です。
こういった素材必須のものはそれが集まらないと制作できません…。せっかく「〇曜日空いてるからこの日に制作しよう」と思っても締め切りがないのものはなかなか提出されません。
ラインアルバムにアップする形だったのですが「見本がいないとみんなやりにくい」という問題もあるのでサンプルをアップしたりの工夫も必要だったりします。
謝恩会まで残り3週間くらいになったら司会と一緒に全体の流れを紙に書き出し、各コーナーの時間はどれくらいかかるか計算しつつ約2時間に納まるように決めていきます。
今回、歌などの余興や食事もなく2時間座りっぱなしの会になってしまってつまらなさを感じたため、急遽余興を入れることに。
・女子によるセレモニードレスファッションショー
女子8人だけだったので、当日着る予定の服を各ママに教えてもらってそれっぽいコメントを考えランウェイもどきを歩いてもらいポーズっていう企画。
仲良しの先生に伝えておいてトリを飾ってもらいました。きめっきめのモデルウォークにポーズも良かった…可愛い。
・イスの後ろにマークがついていたらラッキー!
あらかじめ先生が座る椅子の裏側にシールを貼っておいて当たった先生はささやかなプレゼントがもらえるという企画。先生の座る席に指定はなく完全ランダムです。
1つ1000円程度のプレゼントを予算の許す限り用意しました。
・保育園思い出クイズ
赤ちゃん当てクイズとは別で10問、保育園にちなんだクイズを出しました。〇か×かで答えるタイプで、先生全員立ってもらい、外れたら着席…といった感じで最後まで正解した先生にこれまたプレゼントあり。
クイズ内容は最後の方かなり難しくて、子ども達の写真の足の部分だけ映ってて「これは〇〇ちゃん。〇か×か」とか、一部のドアップ画像で「ここは〇教室?(〇)△教室?(×)」なんていう難問もあってみんなで盛り上がりました!
余談で、「この赤ちゃん誰?クイズ」の中に園長先生の子どもの頃の写真を混ぜさせてもらって(ノリのいい園長先生で感謝…!)子どももかなり喜んでいました。
しんみりする会というより、先生ありがとう!楽しんでね!と感謝の会で会は進み、最後に歴代担任の先生、園長先生からお言葉を頂戴し(これは事前に先生へお願いしておきます。)一度謝恩会閉会をしてから全員で写真撮影。そして先生退場、後片付けをして解散となりました。
今回、謝恩会の責任者をして思ったことは
・大変だけど(終わるまで緊張!)やりがいがある
・一緒に頑張ったママと仲良くなって嬉しい!
・保育園だからあまり話さなかったママとも話せるようになり、実は凄くいい人だったり、ちょっと距離とった方がいい人がわかった…
これから小学校、中学校と続いていく中で本当にいい経験になりました。
3年間保育で時間が合わなくてなかなかお話しできなかったママとの距離が縮まって飲みに行ったりと凄くいい関係になれて頑張った甲斐がありました。
大変は大変だけど、終わってしまえばいい思い出になりますね。
何かの参考になれば幸いです!