先日、おじいちゃんが亡くなった

 

92歳、老衰で眠るように逝ったおじいちゃん

 

良き人生だったと信じている

 

 

 

そんなおじいちゃんのお葬式で、あの世行きの身支度を手伝った。

 

足袋を履かせて、草履を置いて、帽子みたいなやつをつけて…

 

そうしているうちに、突然、ある考えがよぎる‥

 

 

 

 

本当にこれでOK?

 

 

 

本当にこれでちゃんとあの世に辿り着ける?何か足りないものとかない?



と、これから未知の世界に旅立つおじいちゃんのことが突然心配になったのである。

 

 

急いで調べると、三途の川を渡るには現金が少し必要。

 

 

という情報を入手。

 

 

 

 

三途の川の入場ゲートで、お金がなくて通行チケットを買えず、スタッフにクレームをつけたあげくに、「俺を通さないとどうなるのかわかってるのか!」と暴れて地獄へ連行されるおじいちゃんを想像してみる‥‥

 

 

 

 

 

…やばい!全然ありえる!驚き

 

 

 

と、いうことで

 

 

急いで棺桶に現金を投入。

 

 

父ははじめ、「そんな心配しなくても大丈夫だよ」と言っていたのだが


だんだん不安になってきたらしく

 

念のためと言って自分も現金を取り出しおじいちゃんの横に添えた。

 

 

 

 

結局、たくさんの綺麗なお花と現ナマ(何かに包む用意も時間もなかったので‥)に囲まれておじいちゃんは旅立っていった。

 

 

 

 

 

 

 

今頃は、無事に三途の川を渡っただろうか?

 

 

 

有り余ったお金でスタッフを買収したりしてないだろうか?


賄賂を渡してVIP待遇をさせているのがバレて捕まったりしてないだろうか?

 

 

 

そっちには、先に旅立ったおばあちゃんがいるはずなので

暴君気味なおじいちゃんをしっかり案内してくれているといいな・・

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、死後の世界はある。と思っている。

 

人生で、これまで4回お葬式に参列したのだが

 

その4回とも、納棺の際に不思議な現象を体験したのだ。

 

 

 

それは

 

水の中に入ったようなくぐもった感覚に陥ったり

誰かのひそひそ話がいくつも聞こえたり

都会の喧騒のような音に包まれたり

高い音の耳鳴りだったり

 

 

毎回違うのだが、

 

何か、そこには存在しないはずの世界に入ったような瞬間がある。

 

 

得体の知れない存在の「ひそひそ話が聞こえる」と言うと

恐怖を感じそうなものだが、その声の主達は私に全く興味がないので恐怖は感じない。


おそらく、彼らの興味の対象は棺桶の中にいる故人だ。

 

 

よくわからないけど、そうなんだろう。


 

 

だから、なんとなく、死後の世界は存在すると実感しているのだ。

 

 

 

 

死後の世界では、人間はどんな姿かたちになるのだろう?

 

 

そもそも、姿かたちという概念そのものがなくなるのだろうか

 

 いくら考えても、

生きるものにその世界を知る術はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ

 

どんな姿でもいいから

 

たまには会いに来てよね、おじいちゃん