晩夏の山形、と言いつつ、福島ネタですの~、しかも、しつこく、バンクシー展、続きますの~
2022年8月21日(日)
バンクシー展の最後のほうは、反戦や非暴力へのメッセージ、平和への思いが詰め込まれているエリアだった。このエリアは、急ぎ足で見ていたのえまろの足を止めた。
ベツレヘムのホテル「THE WALLED OFF HOTEL」
ホテル名の下には、左からアラビア語、英語、ヘブライ語でメッセージが書かれています。英語を見る限り 「All Welcome(=みんなウェルカム)」と書かれている。
ホテルの前はイスラエルとパレスチナを分断する壁が築かれているという"walled off" 別名「世界一眺めの悪いホテル」の外観が再現されている。
ホテルの窓から見える景色も再現。イスラエルが建設した分離壁にバンクシーが書いた風刺アートが見える。「世界一眺めの悪いホテル」の所以。
《Giant Kitten》
バンクシーは、空爆で破壊された街の壁に、愛らしく無邪気な子猫を描いた。一見かわいらしい子猫の姿を客寄せに利用して世間の目を紛争地に向かわせ、その傷あとを生々しく伝えた。「SNSではガザの悲惨な状況よりも、子猫の写真ばかりが見られている」との理由で描かれた子猫の絵だ。
ネットで見つけた本物の絵の周りには、空爆で家を失った子供達が写っていた。壁には弾痕が残っているのが生々しい。
《Armored Dove of Peace》
オリーブの枝を加えた鳩という平和の象徴が、防弾チョッキを着て銃口を向けられ狙われている様子の作品。パレスチナのベツレヘムの壁に描かれ、その壁はイスラエル軍の見張り塔に向かっている。バンクシーの作品に多いパレスチナ問題を扱ったもので、平和への祈りが込められている。
この絵が一番心に残った。実際の絵が描かれている壁には銃弾のあとがあるらしい。
ウクライナへの侵攻も早くとまればいいのにとふと思う。
《Love is in the air》
覆面の青年が投げ込もうとしているのは、火炎瓶や手りゅう弾ではなく花束。反戦や非暴力など、平和への祈りのメッセージが込められている。ベツレヘム郊外にある建物の壁に描かれたもので、バンクシーのグラフィティの中で最も知られている作品。"Flower Thrower" や "Flower Bomber" などの別名で呼ばれることもある。
のえまろも、平和への祈りを込めて花束を投げてやる!!って、自分でも、ラジオ体操をしているようにしか見えん
世界中でいろんなことが起こっていることを改めて考えさせられるバンクシー展。
行って良かった。間に合って良かった
さ、お家で勉強、バンクシー!も最後。
さらに最近の記事がないか、ググっていたら・・・
バンクシーって誰?展!
高岡市開催!
え~?郡山が国内最後の開催って聞いてたんだけど?
ってことは、宇都宮に来る日も近いか?!
晩夏の山形へ@平和への思いバンクシー展。