私は45歳の独身一人暮らし

80キロおデブの彼氏なし ニヤニヤ

 

とんだ負け組に聞こえるかも

しれないけど

若い時は普通に彼氏もいたし

仕事も自分で言うのも

なんだけどまあま良い方 照れ

 

男女関わらず

友だちも多いし

飲みに行くのも大好き 生ビール

 

コロナ前は山形の親友と

年2回盛大に

遊ぶために働ていた

どこにでもいる

(80キロはそういないか アセアセ)

ただの一人の人間です

 

11月3日

職場で残業しながら

知り合いの薬剤師さんが

父の薬を届けてくれるのを

待っていました

 

ふとパソコンの方へ手を伸ばした時

左脇の斜め下あたりの胸が

チクリと痛みました 真顔

 

急いで左手を上に伸ばし

ささっと胸を触診したら

固いガムのようなしこりが

右手指の先で確認できました ガーン

 

職場には私一人でしたが

つい声が出ます

「ああ癌になったわ

ああ癌になった私 もう終わりだわ」

 

胸はドキドキ

どうしようもない感情が

押し寄せます ダッシュ

 

その時

 

トントン

 

職場の窓ガラスを叩く音が聞こえました

 

薬剤師さんでした

何を話したか正直動揺していて

あまり明確には覚えていませんが

支払を済ませ

急な依頼で持ってきてくれたことの

お礼だけは伝えられた気がします 真顔

 

実際に動揺しながらも

ずっと頭は冷静だったと

思います キラキラ

 

年に1回は2月の誕生日前後で

必ず検診を受けていました

 

マンモグラフィーと超音波

子宮がん検診も細胞診と超音波

きちんと受けていました

 

時々高濃度乳腺で引っ掛かる程度でしたが

本当になんとなく

私は乳がんになるのではないかと

予想していた事実もあります

 

だから感覚としては

「ついに来ちゃったか…でもちょっと早すぎじゃない?」

っていうのが一番しっくりと来ます

 

父の薬を届けがてら

実家に泊まる予定だったので

仕事を片付けて

つとめて冷静に車 車を運転して

40分離れた実家に向かいました

 

実家について

入浴中の母に

「ねえ私胸にしこりある」

 

母が飛び出てきました

「本当だ明日病院行こう」

頷いて自分の部屋に着替えにいきました

 

母も冷静です

(実はこれが一番ありがたかったです)

仕方がないじゃない

検査してもらうまでわからないし

 

すぐに現実を受け入れようと

努力してくれたんだなと感じました

 

父にもその日の夜に伝えました

 

 

この時はまだまだ他人事です

しこりがある現実は

変わらないけど

まだ何もわからない

 

ただただ不安なだけ

 

気持ちの切り替えが

難しいので

すぐに事実を知りたい

 

だから翌日には病院に行く

その一択でした