先日受診へ行ってきました。
旦那さんと一緒にいつも通り行きました。

病院の前に着くとポツポツと椅子が置いてあり
そこに男性の方が座っている。


と思いながら玄関まで歩いていくと何やら張り紙が……

コロナの影響で院内は妊婦以外立ち入り禁止との事。
今や誰が保菌者かわからないし、無症状って事もある。
妊婦や新生児が感染するとどういう影響が出るのか分からないし、使える薬もない。

とっても正しい対策だと思います。

入口で旦那さんと別れ1人で受診。

赤ちゃんは問題なく成長しており37w2dで
3033gになっていました。
先生からはちょっと大きめちゃんだねー
なんて言われました。

そんなこんなで無事に受診は終わり助産師さんに提出する書類があった為色々提出していると……

コロナの影響で今日から付き添いも立ち会いも禁止になったんです

と助産師さんに言われました。
最初は最悪だ……と思ったぐらいだったのですが徐々に色んなことが頭の中を駆け巡りました。

一緒に不妊治療を頑張ってくれた旦那と子供の誕生の瞬間一緒にいれない

産声聞いてもらえない

陣痛を共に戦えない

旦那の両親に初孫を抱っこしてもらえない

一人ぼっちで産まないといけない

へその緒旦那に切ってもらいたかった

産まれた瞬間絶対旦那泣くと思うから泣いた顔見たかった

自分が想像していた赤ちゃんの誕生の瞬間が何も実現しないのか

最悪なお産だ。。。

と色々な思いが駆け巡り助産師さんの前で涙が溢れてしまいました。

助産師さんは

本当に申し訳ないです。うちの病院としても付き添いや立ち会いは推奨してるので、できるだけしてもらいたかった。ただこんな状況なので病院としても看板おろすぐらいの覚悟で対策を取らさせてもらったんです。

と。

言っている意味はわかる。
妊婦や新生児を守るための当たり前の対策。

ただやっぱり不妊治療を乗り越え授かり、最後の最後に旦那と喜びを分かち合えないのが辛かったんです。
旦那だけでも立ち会いに入れて欲しいと懇願したかったのですが

自分さえ良ければそれでいいのか?

と脳裏によぎりました。

そうじゃない。やっぱり自然妊娠で授かった人も、不妊治療で授かった人もみんな母子ともに感染することなく元気に出産し、子育てしていかなければいけない。

その後助産師さんにしばらく思いのたけを聞いてもらいました。

予定日まであと2週間ちょっと、今の状況が良くなるとは考えられません。
なので、立ち会いは出来ず1人で出産に挑むことになると思います。
でも、助産師さんに話しを聞いてもらい気持ちが落ち着いた今は前向きに挑めるような気持ちになっています。

今臨月に入っている妊婦さんは皆同じ心境だと思います。
ひとりぼっちじゃない。
高橋真麻さんも立ち会い出産が出来ないとブログに書かれていました。
同じです。

私もコロナに負けず旦那がそばにいなくてもしっかり出産してやるッ!!!!!!!!!!!!
母として成長してやるッ!!!!!!!!!!

と思えるようになってきました。



でも、やっぱり旦那と出産の喜びを分かち合いたいので、次受診に行った時にテレビ電話しても良いか聞こうと思いますてへぺろ




不妊治療や出産。
卒業式に入学式。
結婚式やお葬式まで。
皆人生の大事な一瞬をコロナのせいで我慢を強いられています。
早くコロナが沈静化してくれますように……