あなたは毎日、

自分にどんな言葉をかけていますか?

 

 

そんな風に聞かれて、

思い浮かんだ言葉は何ですか?

 

 

人は、一日に、

自分の中で一万回会話をしていると言われているそうです。

 

 

それは、

口に出していない、言葉にしていない、

心の中での会話も含めてです。

 

 

例えば、

「あ、あの人素敵だな!」とか

「あ~、これ面倒くさいな…」とか

 

 

「今日も暑いな~」とか、ね。

 

 

 

 

 

 

脳は

「主語を理解できない」

という特徴がありまして。

 

 

例えば、

誰かに対して批判的に

「あの人って最悪だよね」とか

「あの人、ムカつくよね」なんて

つい言ってしまったとしたら、

 

 

言葉としては

主語が「あの人」であったとしても、

 

 

脳は、

主語を理解できないので

自分自身のこととして捉えてしまって

いるんですよね。

 

 

 

そういえば、

このことで思い出すことがあるんですが。

 

 

ずいぶん前の職場で、

隣りに座っていた事務員さん。

なんだかいつも嫌~な雰囲気を醸し出している人でした。

(そういや、あの人、お元気かな)

 

 

なぜそんな風に感じていたかというと、

普段から使っている言葉のチョイスが、

どうも良くないんですよ。

 

 

口を開けば、不平不満だらけ。

そして暇さえあれば、見事なほどに人の悪口

ばっかり言ってたんですよね。

(私はとうとう、それに耐えきれず上司に席替えの申し入れをしました)

 

 

きっと

あの方の脳には、

不平不満、悪口に使うような、

聞くに堪えないような言葉たちが

 

 

自分のこととして、

どんどんインプットされていたんでしょうね。

 

 

だからなのか、

醸し出すオーラや

顔の表情さえも、

いかにも意地悪そうでしたから。

(そういう人、周囲にいらっしゃいませんか?)

 

 

 

 

だから自分で使う言葉は、

本当に意識して選らばなければいけない、と

つくづく感じています。

 

 

それは、

話す言葉だけではなく、

見る言葉、聞く言葉、すべてです。

 

 

見る言葉・・・本、雑誌、新聞、スマホ、広告などで目にする言葉
聞く言葉・・・周囲から入ってくる言葉
話す言葉・・・自分が相手に発する言葉

 

 

特に自分が話す言葉を

一番聞いているのは、

 

 

他ならぬ、

自分自身の耳ですから。

自分自身が一番影響を受けています。

 

 

見る言葉、

聞く言葉、

話す言葉は、

すべて

自分の潜在意識に刷り込まれているのだとしたら。

 

 

どんな言葉を使うのかは、

意識していきたいところです。


 

 

 

 

私にとって、

ポジティブな気持ちになる魔法の言葉は

 

 

「私なら、できる!」という言葉です。

 

 

例え、

「ん…、これはどうかな」

と思うようなことでも、

 

 

「私なら、できる」と(とりあえず)発するのです。

 

 

これは、

よく子どものころから

母がかけてくれていた言葉でもありました。

 

 

「大丈夫よ。あなたならできるよ」と。

 

 

だから私の中にも

しっかりとインストールされているのでしょう。
 

 

どんな言葉を使うかによって、

行動が変わります。

 

 

その言葉を発した時、

「どうしたら、できるんだろう」

と思考が考え始めるからです。

 

 

言葉は自分に対する自己暗示。

積極的に心地よい言葉を使っていきたいものです。

 

 

まずは

自分にどんな言葉をかけているのか。

そこを認識するとことから始めていきましょう。

自分のクセに気付くかもしれません。