2022年9月10日のライブレポートです。
この日は、グランフロント大阪のうめきた広場でのバスカーライブでした。
アシガルユースさんと作人さんとの合同ライブでした。
ただ、自分自身は、この日はトリプルヘッダーでして、まず天王寺、それからこの梅田、そして西天満と動いたので、3組のステージをそれぞれ1回だけ楽しませてもらいました。
やっぱり、みみみ食堂さんのステージは少しでも聴きたいですから、立ち寄らせてもらいました!
この日も、まだまだ暑かったですね。
実は、天王寺のライブは「てんしば」で行われたので、芝生に座って聴いてました。
終わって立ち上がろうとしたら、あ~!
おもらししてしまったような汗が、お尻いっぱいに...
あぁ、短パンもびちょびちょ...
ということで、真後ろに女子高生がいたのですが、丸見え状態に...
こんな年齢になっても、やっぱり女子高生にはカッコいい!って思われたい~!
っていう願望が無残にもボロボロになってました...
さらに、カッコ悪かったのが、足がしびれてしまっていて、ズッコケそうになりながら、その場所から動いたので、女子高生からしたら「こっちに倒れてくるなよ!オッサン!」っていうところだったでしょうね...
もう泣きそう...
そのライブ会場をあとにして、あべのHOOPに涼みに行きました。
この場所は、自分にとっては、とっても思い入れのある場所です。
インディーズアーティストの音楽を初めて聴いた場所なんです。
もちろん、それまでも路上ライブの音が聴こえてきたことはあります。
でも、その当時は、雑音でしかなかったのです。
あの頃は「インディーズ=負け組」のように思い込んでいました。
つまり、メジャーに行けなかった連中という見方をしていたのです。
だから、音楽のレベルも低いはずだと決め込んでいました。
ところが、今から10年少し前に、ある週末のテレビを見ていたら、女の子が路上で歌っている番組がありました。
どうせ、短いスカートでもはいて、男性の気を惹こうとする程度の、歌の下手な子なんだろう、と思って見ていたら「え?歌が結構心に残ってる!」と、自分の中で少し混乱しました。
でも、テレビだから、きっと上手く編集したに違いない、ということで、次回は直接聴いて「やっぱり歌の下手な子だった!」と確認しようと思いました。
その子のブログを見て、次回のライブ予定を確認して、やってきたのがHOOP前にあったステージです。
今ではその面影もなくなってしまいましたが、当時は観客で結構賑わっていました。
化けの皮をはがしてやる!と思って行ったのですが、結果はファンになっていました!
インディーズアーティストって、こんなに上手いんだ!と、ビックリどころの話ではありませんでした。
そこから始まった、ライブ三昧!
ご存知ない名前が連なると思いますが、少し書かせて下さい。
岸岡ちなみ → 吉田このみ → 佐合井マリ子 → 武元さおり → 茉実 → グーグーズ(みみみ食堂)
最初に衝撃を食らったのが、岸岡ちなみさんでした。
今は、子育てで活動を休止されています。
その後に続いたアーティストの皆さんは、偶然にライブ会場で対バンした時に聴いて、心地よく感じて、その後ファンになりました。
本当に奇跡のような繋がりなのです。
茉実さんとグーグーズさんも、僕にとってはほんの1回だけの接点です。
しかも、グーグーズさんとの出逢いの会場は、猛烈に暑かったですね。
汗が全く止まらないというか、真夏にも関わらず、エアコンが故障していたので、どうしようもなく暑かったのですが、グーグーズさんの歌に心が立ち止まりました。
茉実さんがサポートしていたから、ということもありますが、なんかよくて、ライブ終了後もお2人(当時は、後藤さんはまだ参加されていませんでした)が優しく接して下さり、このアーティストさん達のファンになるかもしれない、という予感を持って家路についた覚えがあります。
それからも、何度か離れそうになったものの、グッと引き寄せられるものを感じて、今に至っています。
今では逆に、みみみ食堂さんのファンでずっといさせてほしい、と思うまでになりました。
僕がライブスケジュールを大切に思うのは、岸岡さんがライブスケジュールをキチンと書いてくれていたから繋がった、という経験があるからです。
あの時、次のライブスケジュールが分からなかったら、それっきりになって、今でもインディーズアーティスト嫌いのままだったと思います。
実際、何人かのアーティストさんで心に留まったものの、ライブスケジュールの書き方がいい加減だったのが原因で、ファンをやめたことがあります。
こちらも、仕事や家族との時間の調整をして、場合によってはお金も払って行こうとしているのに、アーティストのライブスケジュールをツイッターで必死に探さないと見つからないとなると、もう行く気にならないんです。
ライブに行った日の夜は徹夜に近くなる日もあって、お互い一生懸命になりたいんです。
僕は、かつては音楽の道を歩みたいと思ったこともあるけど、結局違う道を歩むことを選択しました。
だから今、音楽の道を歩んでいるアーティストさんには、音楽の道で幸せになってほしいと、強く思うんです。
一緒に頑張って、一緒に笑いたいんです。
みみみ食堂さんは一生懸命に努力されています。
その努力の結果、いつも笑わせてくれたり、心に染みる音楽を聴かせてくれたりします。
だから、とっても大切にしたい。
宝物に出逢ったような気分なんです。
あ、すみません、夜中に書いているとテンションがおかしくなりました!
みみみ食堂さん、大好きです!
三人三様の個性と輝きがあって、それが一つになった時の美しさを、いつも堪能させてもらっています。
ありがとうございます。
これからも、ずっとずっと輝き続けてほしいから、僕なりに一生懸命応援させて下さい。
ちなみに、その後はHOOPから出て、御堂筋線で梅田に行き、グランフロントに向かいました。
暑い中にも関わらず、機材のセッティングなどを行って下さり、ありがたいです。
僕は、いつか、みーちゃんのハーモニカで泣きたいです。
そんな風に思ったひとときでした。
みみみ食堂さんに出逢えた僕は幸せ者です!
【セットリスト】
・黄昏のマーチ
・MERRY GO ROUND
・歌わなくても