こんにちは口笛



今回はコーヒーのフレーバーについてです。



コーヒーのフレーバーは大きく分けて3つに分けられます。浅煎り、中煎り、深煎り。


何度も言ってますが、日本のコーヒーの中心はほぼ中〜深煎りです。


それぞれ浅煎りは酸味、フルーティーさやジューシーさを追求したタイプでどちらかといえば紅茶に近い感じです。一方深煎りは、苦みやコクを楽しむタイプです。中煎りはその中間、バランス型ですね。



喫茶店にあるアメリカンというのは、よく薄めのコーヒーと勘違いしている人も多いのですが、浅煎りのコーヒーを指します。



世界的にみても欧米などは浅煎りのほうが多いそうです。


サードウェーブといわれたブルーボトルコーヒーも開業当初欧米スタイルの酸味の強いコーヒーを提供してあまり評価されなかった一面があったようです。(今は改善されているそうです)



焙煎のレベルで言いましたが、一番深いレベルをイタリアンローストと言いますが、実際イタリアのエスプレッソは必ずしもそこまで深く焙煎したものを多く使いません。


日本のエスプレッソ、ラテ文化は主にアメリカから(スタバね)影響されているので、実際のイタリアのエスプレッソ文化とは微妙に異なる所があります。こちらはまた別の話で!



なので日本人は比較的酸味のある浅煎りは得意ではない方が多いような気がします。


以前コンビニコーヒーでモカを出していたんですが、飲んでみると少し深めにしてあって、モカの酸味のあるフレーバーを少なくしてあって、まだまだ市民権を獲得してないんだな~って感じた事がありました。


モカというのは浅煎りで楽しむコーヒーです。



実際浅煎りのコーヒーは外では老舗の喫茶店、専門店くらいでしか飲むことはあまりないかもしれません。


私が好きなウガンダの豆は浅く焙煎したほうがよりポテンシャルを発揮します。ほんと試してほしいですね。


紅茶が飲めるなら美味しく飲めると思います。


中煎りは簡単に言えば浅煎りと深煎りのいいとこ取りで酸味が程よく苦みもある、一番飲みやすく、バリエーションも多いです。シングルと言うよりブラジルメインのブレンド等で多様されているのではないかと💦私の中のイメージでは南米〜中南米がいいかと。


なので中煎り〜中深煎りあたりが最も多様されています。私個人的にはバランス型よりも何かが秀でてる方が好みなので、焙煎する事は少なめです。(頻繁ではないですが豆が合えばちゃんと焙煎してます。)


深煎りというのはとにかく濃く、苦く、コク深く、ワイルドなフレーバーが飲みたいならコレ1択です。コーヒーが苦手な人が最も嫌うものが全て入ってます。


深煎りで有名なのはインドネシア、マンデリンを代表する個性的な豆です。独特のクセがあるのでブレンドのパンチを加えるのに入れてあるコーヒーもわりとあります。


以前奈良市の女性客が多い有名な古民家ランチカフェがあるのですが、アフターコーヒーはインドネシアの豆がブレンドしてあるであろう、わりとガツンとくるパンチの強いコーヒーを提供していて驚いた事がありました。


もちろんインドネシアも全て深煎りがベストではなくて、フルーティーな浅煎りがいい豆もあります。



その他欧米以外の地域では濃く出して甘くして飲む地域もあるそうで、世界的に見ても砂糖を使わない方が少数派なんです。


水の良し悪しも、コーヒーの濃さに関係しているのではないかと思っています。


私は焙煎するときは浅煎りと中深煎りを交互に焙煎するようにしています。深煎りまではあまりしません。フルシティローストとフレンチローストのちょうどあいだくらいがベストではないかと。



元々は深くて濃いコーヒーが好きなんですが(今でも好きです。)あるカフェで飲んだウガンダコーヒーが衝撃的に美味しくて、それ以来外で飲む時はなるべく浅煎りのコーヒーを飲むようにしています。


もちろんお店作るにあたってバリエーションは必要ですから!



どこの豆をどの焙煎度でローストするか、焙煎士の腕が試されます。



そのための勉強だと思ってます。



今回はまとめてみました💧


ありがとうございました🙇