☆*ﾟ初島の猫　2006年

梅雨に戻ってしまったかのような東京です、
湿度が高く、午前中はシトシト雨が降ったり止んだり、
日中は一時的に晴れたものの、
スッキリしない天気の一日でした。
明日も、この天気が続くようです。

Kiyoブログでは、初島の猫たちの事を多く取り上げ、
過去にも、今年になってからの島の様子や、
保護された猫たちの様子などをアップして来ましたが、
里親さん募集のブログ を立ち上げるにあたって、
画像をお借りしたブログ「道草日記 」の管理人さんより、
2006年の初島の猫たちの写真を頂きました。

許諾を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
おそらく初公開ではないかと思います。

上の2匹は、まだ子猫だと思われますが、
ほとんど子猫は育っていないと島民が証言する中、
必死に生きていた子猫だったのでしょう・・・。
しかし、現在生き残っている猫たちは、
保護された猫を含めても、若い猫(1～2歳)がほとんどで、
2006年の夏という事を考えれば、この子たちは、
今現在この世にはいない子たちでしょう。

空腹のため釣り人に群がる猫

自然から得られる食べ物がない島で、
島の人たちの、厳重なエサやり禁止により、
猫たちは、釣り人や観光客に食べ物を求めた。

しかし、いつも食べ物がもらえるとは限らず、
体力のない猫から、次々と餓死した事が想像されます

初島小中学校の心ないメッセージ(2008年10月)

里親さん募集サイトにアップした写真より、
時期的に少し後に撮られた写真で、
ポスターが剥がされた跡が残っています

ルアーが口に刺さり、ケガをしている猫

かえしの付いた釣り針は、一度刺さると抜けません。
痛くてもがけば、どんどん深く刺さるでしょう。
ホットラインさんのレスキュー活動が始まる2年も前の事、
人の近くで暮らしながら、誰にも助けてもらえず、
口を閉じる事も出来ず、何も食べられず・・・。

代表的な猫の病気である、猫白血病や
猫エイズのキャリアがまったくいない猫たちなのに、
交通事故の心配もない猫たちなのに、
ここに写る猫たちは、今はもうこの世にはいない・・・。

　

エサやり禁止の写真を除き、2006年夏の写真です。

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猫は可愛がられると、可愛い顔になると言われます
初島から保護された、悲しい過去を持つ猫たちに、
死んでいった多くの仲間たちの分まで、
人と暮らす温かさを、可愛がられる喜びを、
与えてあげて頂けないでしょうか

初島の猫サイトに、リンク協力頂けますお方、
どうぞよろしくお願い致します。