お久しぶりです。


皆さんのブログは拝見していたのですが


自身のこととなると


なかなか投稿できずにいました。




私は朝起きた時が


一日の中でいちばん調子が良いです。


寝ると充電されるのか、


でも1時間もすれば震えや固縮が現れます。




ようやく梅雨入りした今朝


6時前のことです。


前夜から強い雨が降り続いていたので


長男をアルバイト先まで


送ることにしました。




車を250mほど走らせてすぐの


同じ住宅内の道路脇に


何か物体がありました。


車を近づけると


なんと、人が倒れていたのです。




車を停めて駆け寄ると


年配の女性でした。


声をかけると、意識はあって


家の前で転んだとのこと。


ゴミ出しにでも出られたのか


サンダルは飛ばされていて


ノースリーブの左肩に大きなアザが。


頭は打ってないと答えられましたが


全く動けない状態で


必死で傘を掴んでおられました。


外はもう明るくなっていましたが


まだ人通りもない時間に


転んでどのくらい経っていたのか


濡れた体がとても冷えていて


震えながら腰を痛がっておられました。




すぐに救急車を呼びました。


ご主人が家の中におられると聞き


チャイムを鳴らしましたが


出て来られる気配がなく


長男にその場に居るように頼んで


私は毛布を取りに戻りました。




タオルと毛布を持ち


看護師の長女を起こして


一緒に現場に戻ること数分。


もう救急車が到着していて


女性が担架に乗せられるところでした。




まだご主人が出て来られていなかったので


庭の奥にある玄関の


引き戸を開けさせてもらうと


起きたばかりのご主人が


パジャマ姿で立っておられました。




慌てて事情を説明すると


ご主人は眠気が覚めてびっくり。


救急隊の方は落ち着いて


ご主人に説明されていました。




「病院に搬送しますが


一緒に救急車に乗りますか?


後から車で来られますか?」


もう免許は返納したと答えるご主人に


「そしたらご主人着替えてね、


奥さん濡れてるから着替えとね、


健康保険証、財布、用意して下さい」と。




ご主人は急なことで体が動かない感じだったので


後から病院まで送ってあげようかと思いましたが


長女が「今から受け入れ先を探すし、


奥さんもご主人が傍にいた方が安心するよ。


私たちはもうしてあげられることはないから」


と言ったので、車に戻ることにしました。


その時


救急隊の方がサッと渡してくれました。








20分ほどで長男を送って戻ってくると


まだ救急車が停まっていました。


ご高齢で、たぶん普段家の中のことは


奥さんがされていて


ご自分と奥さんの支度に


時間がかかっているのかなと思いました。





家に帰って濡れた服を脱ぐ頃には


筋固縮と震えが出ていました。




雨の中 全身ずぶ濡れで横たわって


私を見上げた奥さんの目が


なんだか未来の自分に思えて


辛くなりました。




私もお風呂で転倒してから


iphoneを家の中でも離さず待っています。


ヘルスケアのアプリに


緊急連絡先と服薬情報を入れてあります。


数日前にも仕事中に転倒してしまい


頭にコブが出来ました。


頻繁にふらつくせいで


支えが無いと立っているのが怖いです。


外出も一人ではもたついてしまいます。




もらった「勇気こころのカード」は


私にとっては


自分を勇気づけるカード。


見えるところに貼って


気を付けることを


忘れないでいようと思いました。