おはようございます。
今日は曇り☁心なしか暑気(しょき)が多少は和(やわ)らいだような……。
さて、
今朝の新聞📰の記事に「能動的サイバー防御」を
政府が検討しているというものがあった。
うん?どういうこと?と思い、新聞🗞記事を読み直す。
私の理解したところによれば、政府が通信状況に関する情報を活用し
(ここが引っかかるわけです。
通信状況をチェックしようとすれば、
国民に対する監視が危惧-きぐ-されるわけです。
要は、法を恣意的-しいてき-に利用することによって、
中国のように、国民のスマホやパソコン💻に国が侵入して、
個人の情報をチェックすることができるようになってしまう可能性がある、
ということです)、
悪用が疑われるサーバーを検知し、無害化することを目指すというもの。
法というのは解釈次第で、どのようにでも利用できるもの。
政府が目指すこの考えは、
憲法第21条「通信の秘密」の侵害に当たらないかという問題がある、とのことです。
なるほど。
戦前の検閲-けんえつ-制度というものが、
サイバー空間で行われる可能性があることを心配しているわけですね。
マイナカード💳を個人の銀行🏦口座に紐(ひも)づけることによって、
国民の資産をチェックし、
サイバー空間でも国民の思想信条を監視することができるようになったならば、
監視チェックだけではなく、
国が国民の感情を自分たちの政策に沿(そ)うように操作(そうさ)できる、
つまり国によるプロパガンダ行為がしやすくなる可能性が大というわけですね。
それは嫌ですね。
何でもかんでも国の思うように動かされるならば、
それは国にとって都合のいい「日本国民」という名のロボット🤖ではないですか。
右倣(なら)え!と言われれば右を向き、左倣え!と言われれば左を向く。
それでは、戦前の日本や北朝鮮の全体主義と同じになってしまう。
国民の資産、思想信条の自由🕊は守られなければならないのです。
もし、
日本が国民のサイバー空間を中国のように監視できるようになったとしたら、
私はこのブログをもう書けなくなるかもしれません、怖くて。
だって、国にとって都合の悪いことを書けば、
私の名が、何やら怪しいリストに載ってしまうかもしれませんから。
何が悪いことなのか、事前に教えてくれれば、
それについて触れなくなるでしょうし、
教えてくれなければ、何が引っかかるのか分からず、怖くて書けなくなります。
どちらにしろ、自由な意見の開陳(かいちん)は少なくなり、
発言は萎縮(いしゅく)してしまうでしょう。
怖いですね。自分の資産や思想信条や考えが第三者に監視されるというのは。
もし、国の舵(かじ)取りをする政治家が、それを可能にする法を手にしたとしたら、世論の動向を把握して、
自分たちの思うように国民の意思を動かしたいという欲望を、
果(は)たして、抑(おさ)えることができるでしょうか?
何だかディストピア小説みたいですね。しかし、事実は小説よりも奇なり。
現実世界の方が遥かに怖い展開を見せるかもしれません。
なぜなら、かのヒトラーだって、
国民による正当な選挙によって、独裁政権の座を手に入れたのですから。
夏に相応(ふさわ)しい、ちょっと怖いお話でした