だいぶ体の具合も良くなりました。明日は出勤です。無理せず働こう。
さて、今日の朝ドラ📺『虎に翼』は終戦前の戦前のお決まりとして、
男たち👨👨が次々と戦場に召集されていく様子が描かれていましたね。
戦前は国に意見することはあり得ない政治・社会状況で、
心に思うことはあっても、
それを口にする事すら憚(はばか)られるという時代状況ですから、
男たちは皆さん、黙って戦場に赴(おもむ)いて行きましたが、
今この現代で、もし仮に日本🗾が他国と戦争を起こしたら、
日本の男性の皆様は徴兵忌避(ちょうへいきひ)をするのでしょうか?
それとも、やはり黙って死地に赴くのでしょうか?
今日、主人公・寅子の兄、直道と
同じ法曹(ほうそう)界の仲間である轟(とどろき)が出征していきました。
轟が生還(せいかん)できるかどうかは分かりませんが、
彼には可能性があるような気がします。
(あるいは、気持ちがまっすぐ過ぎて弾にあたってしまうか……)
しかし、直道にはただただ不安しかありません。
直道は正しい現状分析ができず、楽観的に考えて生きているだけの人なので、
残酷な戦場で生き残るのは難しいような気がします。
直道のような人は平和🕊な時代であってこそ、
本領を発揮(はっき)できるのだと思います。
彼のような人が一人いるだけで、ほんわかした雰囲気が生まれます。
彼のような人が安心安全に生きていける世界こそが、
最も人間らしく、平和な世界🗺なのだと思います。
寅子の夫の優三も戦場で生き残れるかどうか心配な一人です。
心根(こころね)の優しい人ほど、
苛酷(かこく)な戦場で生きる気力を保持していくのは難しいような気がします。
戦争が勃発(ぼっぱつ)したら、大切な解決すべきあらゆる問題が全て棚上げされ、
国民総動員で勝利に向かって、
一路(いちろ)戦争へと邁進(まいしん)していくことになります。
例えば、仮に今、日本が戦争を始めてしまうと、
男女別姓や同性婚やLGBTQの人々の権利の問題や年金の問題、賃上げの問題等々、
あらゆる問題が全て先送りになって、ただただひたすら、
戦争貫徹(せんそうかんてつ)に向かって突き進んでいくことになるのです。
当たり前ですが、戦争はいけません。
平和であってこそ成し遂げられる大事な仕事がたくさん山積みとなって、
私たちを待っているのですから。
直道と優三の無事の帰還を願い(本当に不安しかないのだけど)ます。