6月23日深夜、羽田空港を出発した

日本航空JL59ビン(羽田発ドーハ行き)が

目的地のどーは(カタール)上空の空域閉鎖を受け、

途中で羽田に引き返しました。

 

使用機材はボーイング787-9型機

 

この便は午後10時59分に羽田を出発し、

上海上空通過後に左旋回し、

6月24日午前5時11分に羽田へ帰着しました。

 

今回の空域閉鎖は、

イランによるカタールの米軍基地への攻撃を受けての措置。

中東情勢が急変し、

カタール上空が一時的に閉鎖されたことが原因です。

 

これに伴い、JALは羽田ードーハ線(JL59/50便)を

6月24日から27日まで運休しています。

 

https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2025/inter/250623/

 

 

 

 

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《空の安全は「地上の情勢」に左右される》

 

航空業界にとって、今回のような政治・軍事情勢などは

避けられないイベントリスクの一つです。

特に中東地域を通過する国際線では、

空域の閉鎖や急なルート変更がたびたび発生します。

 

普段、私たちが何気なく乗っている飛行機も、

こうした“空の安全”を守るための判断と対応の

積み重ねの上に成り立っているのだと、

改めて感じさせられます。

 

JALのドーハ線は、

2023年から就航した新しい中東路線であり、

今後の拡大が期待されていただけに、

今回の運休は残念ではありますが、

安全最優先の対応は当然のこと。

再開後には、また安心して利用できる日が

戻ってくることを願うばかりです。

 

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