全日本空輸を中核とするANAグループは
11月10日、航空機の座席のシートカバーから作った「ANA特製ルームシューズ」の抽選販売を始めました
従来は廃棄されていたものに新たな価値を与える「アップサイクル」のプロジェクト第1弾
ANAに制服を納入しているオンワード商事と商品開発しました
両社の協業はひとつずつ手作りで
初回販売は50足です
ANAのシートカバーは
生地の色あせや品質表示タグの文字が読みにくいなど
規定に基づいて定期的に交換が行われており
1カ月あたり約1000枚が廃棄され
アップサイクルに回せるのは100-200枚程度
今回使用する生地は3種類で
ボーイング787型機と767の国内線普通席用
787の国際線エコノミークラスと737の国内線普通席用
ボンバルディアQ400用
廃棄されたシートカバーは洗浄後
スリッパ生産量日本一だという山形県河北町の工場で手作りするとのこと
生地の中で利用できる部位を職人がひとつずつ確認し
なんと手作業で縫い上げていくそう
かかとをたたんだ状態の「スリッパ」と
かかとを起こした「ルームシューズ」の2種類の履き方ができ
サイズはM(22-25cm)、L(25-27cm)、LL(27-28.5cm)の3サイズ展開です