店内で聴いた

メロディーも

心の中から
落丁していた

思い出の
1ページも

全て

セピアの旋律に乗り

…響く



週末の指定席

海の色さえ

琥珀で…

遠くから

あの頃の

笑い声が

午後の木漏れ日の様

たおやかに

零れ出す




αと言う

波のハザマ


戯れみたいな
恋物語に

遠い日の



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そして
今隣にいる
若き日の

きみを

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そっと

セピアに

重ねたら

きみへと繋がっていた

辛く永かった道のりさえ


どうしようもなく

涙溢れるほどに

愛おしくて

忘れては
ならぬ

教訓であったと

素直に

心へと
浸透した


いつも

隣にいてくれることに

ありがとう