7日前のこの時間は
ICUへ持参する荷物を一つ二つ片付けられ、
持ち帰ってもらう荷物を整理しようにも
手術着に着替えるわけにもいかない。
(そもそも手元に届いてないしね)
手術2番目は時間もわからず、なんとも言えない待ち時間でした。
病棟ではお昼の準備。いい匂いが漂うけれど私は数時間前に刺した通常より太い針の点滴が痛くてしょうがなくてお腹もすかない。
急に手術時間が決まり、焦りながら着替えとお手洗い。パタパタ歩いて主人に対面。
緊張はしていたけれど、主人には明るく接した私。
手を振り分かれて「ここまで」という一線越え、執刀医はじめ数人で歩く。
5年前娘も同じ道を歩いたんだと、、。
わたしもがんばらなきゃね。
本人確認、術範囲確認、手の甲へのマーカー等終えて更に奥へ。
緊張のあまりか涙が。。
気持ち落ち着かせて、手術台に指示された通りに腰掛けて横になる。
流れてる涙を拭って、頭の上でたくさんの人たちの確認声、ちょっと気弱っぽい麻酔医の気遣いを有難く思いながら酸素マスク装着されると意識は遠のく、、。
「手術終わりましたよー」
この言葉で目が覚めて。
ICU移動中に主人の顔をチラリ。
のちに主人曰く、凄く辛そうな姿だったと、、。
その後16時間半、ICU個室にて過ごしたのよね。
と、ここまで午前中に書いていたのだけど、
そのままにしちゃってて
現在時刻は手術終了した16時になろうとしています。
甲状腺摘出手術。
この先がどうなるか不安すぎてたけれど、
手術に対しては逃げてもしょうがないって気持ちが大きかったかな。
辛かったのは、今自分がどんな状態でいるのか全く見れないICUでの長い時間だったかも。
一番奥の個室だったのでとても静かでした。
思うように動けなかったけど、ちょくちょく声を掛けてもらってて何度も身体の向きを変えて貰い、窓のある方を見ては窓を叩く音が気になったり。大きな時計で時間経過を感じたり。時折降る雨、気圧の変化で頭痛半端なかったり。。。
16時間、長かったなぁ。
でも手術1番目だったら更に長いって事なのかな?
看護師さん達が優しく接してくれてました。
本当に感謝しきれない程です。
その後の病棟でも、
たくさんの方々に支えられた入院生活でした。
1週間過ぎた今、まだ不調はあれど、自宅でのんびり過ごしていられることありがたく思ってます。
少しずつ体調戻していかなきゃですね。