術後一年経過と生活のいろいろ | mimikaのブログ

術後一年経過と生活のいろいろ

すっかりご無沙汰している間に術後一年経過してしまいました。

 

甲状腺がんについては1月に超音波検査と検診がありました。

超音波検査は担当してくださった方が新人(?)さんだった事もあるのか

4月に再度超音波検査とCT検査となりました。

サイログロブリン値がリンパ節転移だけでは説明できない値で、

でも転移先がわからないので前回CT検査から半年開いたタイミングでまたCT検査の様です。

 

アイソトープ治療後にサイログロブリン値が下がらずに、

しかも癌細胞がどこにあるかもわからないとなった後は

今まで通りの生活を送りながもしばらく心が落ち込んでいました。

朝なぜかわからない不安な気持ちで目が覚めて、

なんでこんな気持ちなんだろう、あっそうかと現実を思い起こす日が続いていました。

 

でも生活に支障がないというのは幸いなことで

日々の差し迫った物に追われるうちに少しずつ気にならなくなりました。

 

一番の差し迫った事は子供の大学受験。

私立大学は昔に比べて付属校を含む推薦やAO入試枠が増え

加えて数年前からの私大定員厳格化で一般入試は厳しくなっているし、

公立大学は元々狭き門。

それでも東京の私立大学が日帰り受験できて複数受験できたのが幸いし

(第一志望は叶わなかったものの)数打った鉄砲の内一つが幸運を運んでくれました。

私立理系でお金はかかるけど、受験は無事終了。少し親の手は離れました。

 

同時に新型コロナウイルスの影響で卒業式も保護者の参加なし、

謝恩会等も中止、大学の入学式も中止となりました。

私も主人もリモートワークの日が多くなり、色々と生活に変化がありました。

日々の変化に戸惑いもあるし、子供が卒業と同時に楽しみにしていた色々な行事が無くなった事は少し不憫に思いますが

病気に罹患された方、医療に関わる方、日々の収入に直接関わる方、

多くの方々が大変な思いをされていることに比べれば贅沢は言えません。

(私が携わっている業界も少し遅れて打撃を受けることは間違いないので備えはしないといけないのですが)

 

今日は卒業式の出席もなくなり仕事にも行かなくなりで先延ばしにしていた美容院に行ってすっきりカットして白髪も染めてきました。

朝は強風が吹いていたのに終わったころにはポカポカ陽気の良い天気。

 

もう少ししたらまた超音波検査とCT検査。

そしてまた増えているかもしれないサイログロブリン。

 

でも今日はお日様の下を歩いているだけで幸せな気持ちでした。