放射性ヨウ素内服療法振り返り | mimikaのブログ

放射性ヨウ素内服療法振り返り

100ミリキュリーの放射線ヨウ素カプセルの飲んでから約一か月。

2~3日前から味覚が戻ってきました。

以前と同じとまではいきませんが、かなり改善。

お醤油の味がわかる爆  笑

味噌汁の味がわかる爆  笑爆  笑

 

副作用もひと段落したので

今回の治療で感じた事などを忘備録的に。

 

(1)隔離生活も病院によって違う

今回入院した病院は病棟も新しく

先生・看護師の皆様には大変良くしていただいて

大変感謝しています。

 

ただ

・持ち込める物は着替え一組とタオル・歯ブラシなど最低限のものに限る。

 持ち込んだ物はすべて廃棄(メガネだけは体の一部と捉えて例外)

・病棟にシャワーなし、最後は新しい服に着替えてそのまま検査へ

(3日間の汚れがついたままで大丈夫なの?っとちょっと思う)

 

という感じでしたが

シャワーがついている病棟は多いみたいですし、

ラップに包んでスマホOKというところもありますね。

スマホがあれば動画サービス等も楽しめるし

良い暇つぶしになるのですが…

 

あと唾液線への副作用を軽くするために

飴・梅干し・クエン酸等を摂取するとよい

というのをネットで見たのですが

(病院のHPに記載しているところもあり)、

担当医の先生は

「逆に唾液腺が刺激されることで副作用が出やすくなるという研究もあり、

はっきりしたエビデンスがないのでうちではしていません。」

とのことでした。

 

(2)医療費(治療とは関係ないですが)

かかった医療費は

約157,000円(3割負担)でした。

今回入院が月跨りだったので

限度額適用認定証は利用しているのですが

なんと両方の月で限度額にあとちょっとで到達せず

全額窓口でお支払い笑い泣き

私の加入している健康保険組合は

3~4か月後に大分還ってくるのですが

月跨りは怖いですね。

 

(3)治療後の放射線量

うちにガイガーカウンター(radex 1503、計測誤差はかなり大きい)があったので

退院後に自分の放射線量を測っていました。

(自分が線源なんで放射線量が高いときは結構面倒でした)

個人差も大きいでしょうし、

計測値がどうだったらどんな影響があるのかも不明なので、

意味はないのですが

自己満足で計測結果のグラフを貼っておきます。

 

計測値は80秒間の平均値・テーブルの端にガイガーカウンターを置き1m.,50cm,10cmはなれたところで計測。

※このガイガーカウンターは放射線源がないところでも0.1~0.15μSv/hの値を表示します。

※グラフの線が繋がっていないところは間に計測値がないため。

 


 

退院翌日(内服後日数4日目)には1m離れた距離で1.3mSv/hでした(50cm,10cmはこの日は計測しませんでした)。

約1か月たった現在、50cm離れれば放射線量はほとんど何もないところと変わらず、

10cmの距離でわずかに高い(0.2μSv/h)といった感じです

 

でも体に直接当てて計測してみると現在でも0.5μSv/hあります。

ちなみにこのガイガーカウンターはMAXで9.99μSv/hまでしか測れないのですが

内服後2週間は体に当てて測るとMAXになってしまい計測不能でした。