21トリソミー、ダウン症発覚のため

15週でカナダで中絶手術をしました。



日本では12週以降の中絶、流産、堕胎、死産などは火葬が必要らしいですが

カナダでは?










まず、私たちは

手術前の遺伝カウンセリングの際に

摘出した胎児の細胞を採取して

染色体異常の的確な原因を

調べることに同意しています。


結果が分かるには6週間程

かかるそうです。




というのも

私の場合、ダウン症の確率は

99%以上で100に近いものの100%ではないが

与えられた情報が十分とし、

羊水検査や絨毛検査などの

確定的検査を行いませんでした。





手術後に胎児を調べて

原因を明確にすることで

今後の妊娠でハイリスク妊婦として

アドバンテージを得られるのです。



アドバンテージの例としては、

健康ならば妊娠中のエコーは

2回が基本ですが

ハイリスクなら追加でやってもらえたり

NIPTも無料で優先的に受けられるそうです。







中には

染色体異常の確定的検査を受けずに

ハイリスクのため中絶を選んだものの

手術後の確定検査をしない方もいるそうです。


今回のことは忘れてしまって

次に早く進みたいという心情からだそうです。


その気持ちも、よく分かります。









ということで

私たちは遺伝カウンセリングにて

手術後の確定検査を選択したものの

摘出した胎児をどうするかは

話していませんでした。



夫婦間でも話していませんでした。

特に強い希望がなかったからです。






病院で手術前日に行った

ラミナリア処置の前、

ドクターにいくつかの書類にサインを要求されました。




その書類の中に、

手術後に摘出した胎児を


  • 病院側で処理をするか
  • 火葬するか


選択する項目がありました。





特に希望のなかった私たちですが、

火葬が可能だとは知らなかったので

まったく考えていませんでした。



すぐにラミナリアの処置が始まるので

相談する間もなく

決めなければいけません。




少し夫と言葉を交わし

希望もないため

火葬はしないことにしました。




火葬を希望するかしないかに関わらず、

可能ならば

選択肢として考えたかったので

事前に教えて欲しかったと思います。






その他、私の場合

死亡届等の手続きはありませんでした。









カナダで23週で死産を経験した知人は

日本での中期以降の死産や中絶と同じような

流れだったと教えてくれました。


普通に分娩をした後

赤ちゃんに服を着せ

一緒に過ごす時間が与えられます。


そして、名前を決め

死亡届等の手続きをし

火葬をしたそうです。


日本と異なる点は

骨壷を用意したものの

カナダの火葬の温度は非常に高いため

灰しか残らなかったとのことです。


彼女の場合は妊娠19週以降なので

産休もとれました。





何週以降か、死産か堕胎かなど

明確な条件は分かりませんが

20週頃になってくると

手続きが必要なのかもしれません。