妊娠の報告はするべきか。




私はカナダでデスクワークをしています。

オフィスで周りは大体白人男性。


妊娠したことは

上司以外に話しませんでした。




つわりがあった中

毎日オフィスで仕事をしていたので

子供がいる同僚なら

気づいていたかもしれません。


  • いつもぐったりしている
  • いつも何か食べている(食べづわり)
  • いつもマスクをしている(匂いづわり)
  • 同僚とランチを食べない(匂いづわり)
  • 何だかお腹がぽっこりしている
  • 重い物を運ばない


カナダではプライバシーなことは
職場で話さないので
例え気づいていても聞いたりしません。
特別に親しければ別です。




妊娠していても、
職場に伝える義務もありません。


例え就職活動中に明らかにお腹が大きくても
妊娠を伝える必要もありませんし、
妊娠を理由に採用されなかったり
解雇されることは禁止されています。




私が上司に話した理由は、
過去の2回のつわりの経験から
こまめな休憩が必要になるかもしれないし、
急な病院の予定など
想定しておいてもらう必要があったから。


なので上司以外に言いませんでした。


例えばオフィス内の席替えで
モニターなど重いものが運べなくても、
男性ばかりの職場なので
助けてほしい、と言えば
妊娠のことを伝えなくとも
みんな快く、何も聞かず手伝ってくれます。



環境としては
妊娠のことは言わなくてもいい。

特別にプライベートで親しいわけでもない。


けれど、信頼しているチームメイトです。
つわりの前は
一緒にランチを食べたりしていました。


妊娠のことを隠したいわけでもない。
言う必要もない。


どうしたらいいか悩んでいる間に
堕胎の手術をすることになり
妊娠が終わってしまいました。


手術の翌週、
少しだけオフィスに顔を出した際に
同僚の顔を見てほっとしました。


体調どう?と
自然に気にかけてくれる彼らに
手術をしたからリカバリーしている、と
妊娠に関することは言えませんでした。


妊娠が終わってしまった今
わざわざ言わない方がいいのか
よくわかりません。

聞いた側はもれなく悲しい気持ちになること
間違いなしなので。





簡単には言えないけれど
言いたい理由は
このブログを書いている理由と同じです。


いつか私の体験を聞いた人やその周りの人が
同じような状況になってしまった時に
体験談は心強いものです。


なにかきっかけがあれば
周りの人に言ってみたいです。